ホンの話

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貝楼諸島アンソロジー

犬と街灯さんが企画されたアンソロジーに参加させていただきました。貝楼諸島へ貝楼諸島より
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電子書籍を出しました

いろいろと書きためた短編を集めて電子書籍を出しました。『すでに失われてしまった物語 その他の物語』 貞久 萬です。原稿用紙6枚以内で書かれた掌編集ですので、どのはなしも5分程度で読み終えることができます。19日まで無料キャンペーンを行ってい...
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新入生のためのひねくれ文学リスト

奇妙な世界の片隅でさんの新入生のための海外幻想文学リスト経由で海外文学読書録さんの新入生のための海外現代文学リスト(2018年版)と漂着の浜辺からさんの学生のための海外文学リスト50+4知って、自分も作ってみたくなりました。といってもすでに...
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来月の気になる本

河出文庫『鉄鎖殺人事件』浜尾四郎文春文庫『キリング・ゲーム』ジャック・カーリイハヤカワ文庫SF『日本SF傑作選(2)小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か?』日下三蔵ハヤカワepi文庫『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ創元推理文庫『太宰治の辞...
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来月の気になる本

角川文庫『人間の顔は食べづらい』白井智之角川文庫『スタープレイヤー』恒川光太郎講談社文庫『献灯使』多和田葉子新潮文庫『機巧のイヴ』乾 緑郎新潮文庫『アメリカン・ウォー 上下』オマル・エル・アッカド創元推理文庫『花野に眠る 秋葉図書館の四季』...
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始まりと終わり

天久聖一の『書き出し小説』は古今東西の物語の書き出しの一行だけを集めた本である。というのは嘘だ。この本に集められたのはこの世に存在しない、ひょっとしたら存在するのかもしれないが、一般的には陽の目を見ることのない架空の物語の書き出しの一行であ...
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5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 最後

その一その二その三の続きです。『かっこいいスキヤキ』泉昌之一人の男が駅弁を食べるだけの話なのに、こんなにも面白いのは何故なんだろうか。泉昌之は久住昌之と泉晴紀による合作時のペンネームで、久住昌之は原作担当で後に谷口ジローと組んで『孤独のグル...
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2016年の回顧

小説と比べて漫画のほうは電子書籍化される率が高いうえに、蔵書スペースというものを考えなくてもすむので、ついつい漫画を読む比率が高くなってしまう。去年無事完結した漫画で面白かったものは、『WOMBS』全5巻 白井 弓子『変身!』全3巻 横山 ...
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5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α その三

その一その二の続きです。『アクアリウム』須藤真澄須藤真澄は絶対の安定度を持った漫画家になったと思う。もうどんな作品を描いても一定以上のクオリティが保証されているので安心して読むことができるのだ。しかし、読者というのは時としてわがままで、安定...
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5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α その二

その一の続きです。『石の花(上)』坂口尚『石の花(下)』坂口尚『石の花(中)』坂口尚第二次世界大戦中、ドイツのナチスによって制圧されたユーゴスラビアを舞台とした物語。そんな時代のそんな世界の話なんて知識が無いから読んでもつまらないよ。と思う...
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