ホンの話

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都筑道夫少年小説コレクション

「都筑道夫少年小説コレクション(全6巻)」“編集者として”とか“評論家として”という以前に、単なる“都筑ファンとして”こんな本が欲しかったんだ! と胸を張って言える本になりました。一人でも多くの皆さんに楽しんでいただければ幸いです。こりゃす...
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死神の精度を買いました

「夏のこどもたち」川島誠「楽園のつくりかた」笹生陽子「図書室の海」恩田陸「ホーンテッド・ファミリー」草上仁「死神の精度」伊坂幸太郎を購入。「死神の精度」は思っていたよりも薄い本でした。というか、今回買った本はどれも薄めの本ばかり。草上仁の今...
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終わりなき物語・征服

あるいは、「ヴァンパイヤー戦争を読み切ったよ」とうとう最後まで読み切りました。それにしてもよく人の死ぬ話です。とにかく死ぬ。これでもかというくらい死にます。主人公の仲間になる人間であっても、それなりのエピソードと共に登場しても、登場した巻の...
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続・書店にて…

買いました、ええ買いましたとも。天城一の「島崎警部のアリバイ事件簿」。大きな書店とはいえ、新刊すら発売日にまともに入荷しない田舎町の書店で一冊入荷しておりました。こんなマニアックな本、いったい誰が買うんだ。もう少し考えて仕入れなさいといって...
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書店にて…

書店で貫井徳郎の「殺人症候群」の文庫を見つけ、その分厚さに途方に暮れてしまいました。前作、前々作と比べて倍近くの厚さです。前作、前々作を読んでいないので、この「殺人症候群」を読むためには「失踪症候群」「誘拐症候群」を読まなければいけなく、非...
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クドリャフカの順番の詳細決定

『クドリャフカの順番 「十文字」事件』の詳細がようやく決定したようで、作者のページで発表されています。それにしても三年ぶりですか…一時期は続きが出ることさえあきらめ状態でしたから、よくここまで来たものだという気持ちでいっぱいです。「氷菓」と...
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来月の気になる本 2005/7

早くも来月の情報です。角田光代「空中庭園」文春文庫ポール・J・マコーリイ「4000億の星の群れ」ハヤカワ文庫森岡浩之「星界の断章I」ハヤカワ文庫仁木稔「スピードグラファー1」ハヤカワ文庫新城カズマ「サマー/タイム/トラベラー2」ハヤカワ文庫...
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新・終わりなき物語

題名に「続」と付けたら、その続きは「新」と付けなければいけません。今でこそ、長すぎる物語は敬遠してしまう軟弱な本読みですが、昔は短編など見向きもせず、長編しか読まない本読みでした。「SF・ミステリ おもろ大百科」という本の中だったと思います...
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本の魔力

いしいしんじの新作「ポーの話」を書店で見かける。購入する予定はなかったのだけれど、一応チェックしてみようと思い手に取る。表紙を眺めてみてもグッとくるものは感じられない。帯には「それは、おまえの、たいせつな、ものなのか?」と大きく書かれている...
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続・終わりなき物語

一人の作家が書いた最長の小説がグインサーガならば、ペリーローダンシリーズは複数の作家が書いた最長の小説です。詳しい説明は宇宙英雄ペリー・ローダンを見てもらえれば判りますが、1961年から連載されて今現在も続いているのですから尋常ではありませ...
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