ホンの話 来月の気になる本 2012/3 『NOVA(7)』大森望編 河出文庫『七人の敵がいる』加納朋子 集英社文庫『1Q84 BOOK1〈4月―6月〉前編』村上春樹 新潮文庫『1Q84 BOOK1〈4月―6月〉後編』村上春樹 新潮文庫『父・手塚治虫の素顔』手塚眞 新潮文庫『トーベ... 2012.02.13 ホンの話
ホンの話 青心社の本は買うタイミングが難しい 青心社から出たR・A・ラファティの『翼の贈りもの』をようやくちょっと離れた場所にある書店で購入することができた。地方に住んでいるので、多分、近辺の書店には入荷などされないだろうと思いつつも、しばらくの間書店巡りをしながらチェックをしていたの... 2011.04.29 ホンの話
ホンの話 いつもと同じく、買う 今月は読みたいと思う新刊が少ないといい気になっていたらいつの間にか今月だけで30冊以上もの本を買ってしまっていた。もちろん三分の一近くは未読のままだ。来月も、とりあえずは読みたいと思う新刊が少ないのでなんとか未読を減らしたいところなのだが、... 2011.03.31 ホンの話
ホンの話 あれこれちょっと考える トマス・W・ヤングの『脱出山脈』を読み終えて、しばらくの間積読状態だったカレル・チャペックの『絶対製造工場』を読み始める。エリック・マコーマックの『ミステリウム』も読み終えたので、今度はアンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムの『死刑... 2011.02.03 ホンの話
ホンの話 一括と分割の問題 横田順彌がSFマガジンに連載していたものをまとめたものらしい本が出るらしいと知ってこれは欲しいと思ったのだが、どんな本かと調べてみて驚いた。ピラールプレスという出版社から出た『近代日本奇想小説史 明治篇』である。何しろ1220頁、値段は12... 2011.01.27 ホンの話
ホンの話 名セリフ ここ最近、『怪奇小説という題名の怪奇小説』で検索して来る人が多い。それだけ気になっている人がいるということなのだろう。都筑道夫が注目されるという点ではファンとしてうれしいのだが、『怪奇小説という題名の怪奇小説』はまともな小説ではないので(貶... 2011.01.20 ホンの話
ホンの話 解説 マリオ・バルガス・リョサの『世界終末戦争』を読み終えて、ヒラリー・ウォーの『生まれながらの犠牲者』とウォルター・モズリイの『ブルー・ドレスの女』を読み始める。『ブルー・ドレスの女』の方は、『都筑道夫の読ホリデイ』の中で都筑道夫が言及していた... 2011.01.18 ホンの話
ホンの話 ストランドビースト 今回の『大人の科学』はテオ・ヤンセン特集でミニビーストが付録だ。付録なので小さいとはいえ、あのストランドビーストなのである。もの凄く購入意欲をかき立てられるのだが、なにしろ何の役にも立たない。家に買って帰れば、ただでさえ圧迫しつつある本の山... 2011.01.14 ホンの話
ホンの話 ジョー・ゴアズ R.I.P. 1月10日にジョー・ゴアズが亡くなっていたことを知る。熱心な読者ではなかったが、1990年代終盤あたりから翻訳が止まり過去の人となってしまったのかと思っていたところで突然、『路上の事件』が翻訳され、『ハメット』の復刊や『スペード&アーチャー... 2011.01.13 ホンの話
ホンの話 冒険小説が読みたい 今月は買いたいと思う新刊が少ないのをいいことに、藤本泉の『時を刻む潮』とヒラリー・ウォーの『生まれながらの犠牲者』を古書で買ってしまう。江戸川乱歩賞受賞作を集中して読んだときがあったが、その時に藤本泉は抜け落ちていた。あらすじを読んで何とな... 2011.01.12 ホンの話