中央公論新社

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『極北』マーセル・セロー

訳: 村上 春樹著: マーセル・セロー販売元/出版社: 中央公論新社発売日: 2012/4/7Amazon/bk1書店で見かけたときになんとなく心に引っかかるものがあって、これは面白い本っぽいなと感じたのだが、単行本なので家の収納スペースの...
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『蛙鳴』莫言

昔々、僕が仕事を終えて家に帰ってくると玄関に段ボール箱がおかれていた。靴を脱ごうとしたとき、その段ボール箱の中からガサゴソと音がした。恐る恐る中をのぞき込むとそこにはタオルにくるまった一匹の子犬がいた。翌朝、母がとなりの動物病院から一匹もら...
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『点線のスリル』軒上泊

去年、軒上泊の『君が殺された街』が突然文庫化されたとき、予想外の驚きとうれしさがあったのだが、軒上泊の新刊が出なくなって久しいことを思うと、どうせ新作は望めないのだから、これだけ出されても蛇の生殺しみたいなものだよな、と思った。が、しかし、...
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川の光

著 松浦 寿輝/販売元/出版社 中央公論新社発売日 2007-07Amazon/楽天ブックス『もののたわむれ』の松浦寿輝が今度はネズミを主人公に冒険小説を書いたとくれば、否が応でも期待感が高まるのである。ネズミを主役とした冒険小説といえば真...
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