光文社文庫

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『惨劇アルバム』小林泰三

著: 小林 泰三販売元/出版社: 発売日: 2012/5/10Amazon最初の予定表では『思い出アルバム』という仮題だったのだが、実際に発売されてみると『惨劇アルバム』になっていた。基本的にホラーは嫌いなので、いかに小林泰三の新刊であって...
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『花束に謎のリボン』松尾由美

著: 松尾 由美販売元/出版社: 光文社発売日: 2012/2/14Amazon/bk1主人公は花屋の女性店員と小説家の恋人。あるとき、不思議な組み合わせの花束を注文したお客さんがいたことを恋人に話したところ、その恋人は意外な推理をし始めた...
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『窓鴉 式貴士 抒情小説コレクション』式貴士

著: 式貴士販売元/出版社: 光文社発売日: 2012/2/14Amazon/bk1光文社文庫として『式貴士 怪奇小説コレクション』が出たのが2008年2月だから、かれこれ4年も前のことだ。コレクションと名が付いているのでひょっとしたらその...
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『おさがしの本は』門井慶喜

著: 門井 慶喜販売元/出版社: 光文社発売日: 2011/11/10Amazon/bk1主人公は図書館のレファレンスカウンターで働く司書だ。しかし、本が好きで司書を目指し、念願かなって図書館で働くことができたにも関わらず、自分の求める図書...
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『死体置場の舞踏会』都筑道夫

都筑道夫が亡くなってから八年の月日が経った。作品の大部分は絶版状態なのだが、それでも年に一冊くらいは何らかの形で復刊されているのはファンとしてはうれしいかぎりだ。しかし、ファンといいながら、全ての作品を読んでいるのかといえばそうでもなく、ま...
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『ぼくは落ち着きがない』長嶋有

高校の部活を扱った小説は数々あれども、おそらくもっとも何も活動らしい活動をしない部活を扱った小説なんじゃないかな。いやしかし、図書部は図書の貸し出しや書籍の整理等、立派な活動をしているのだから、活動らしい活動をしないというのは図書部に失礼だ...
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『十三角関係』山田風太郎

光文社文庫の『十三角関係』は山田風太郎が生み出した探偵、茨木歓喜が登場する話を集めた本だ。ただ、残念なことに光文社文庫版『十三角関係』は二種類存在する。一つは「帰去来殺人事件」が収録されたもの、もう一つは「帰去来殺人事件」が省かれたもの。初...
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独白するユニバーサル横メルカトル

著 平山 夢明販売元/出版社 光文社発売日 2009-01-08Amazon/bk1/楽天ブックスこの間出版された式貴士の『カンタン刑』で平山夢明が巻末エッセイを寄稿していたのだが、その時の内容の意味がこの本を読んでようやくわかった。エロは...
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魚舟・獣舟

著 上田 早夕里販売元/出版社 光文社発売日 2009-01-08Amazon/bk1/楽天ブックスオビの惹句がちょっと大事過ぎるというか褒めすぎなような気もする。しかし、表題作が大傑作ではないのかというと、うーん、好みの問題かな。減点方式...
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第九の日

著 瀬名 秀明販売元/出版社 光文社発売日 2008-12-09Amazon/bk1/楽天ブックス論文を読んでいるかのような錯覚にも陥った『デカルトの密室』と比べると、短編だというせいもあって読みやすい。しかし、短編とはいえどもそこに投入さ...
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