双葉文庫 『どんでん返し』笹沢左保 どんでん返し著: 笹沢 左保販売元/出版社: 双葉社発売日: 2014/2/13Amazon まさかこの歳になって、いや歳はあまり関係ないけれども笹沢左保の本を買って読むことになるとは思いもよらなかった。それというのも、筒井康隆が編んだアン... 2014.02.27 双葉文庫
双葉文庫 『太陽おばば』雀野日名子 太陽おばば著: 雀野 日名子販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/12/11Amazon 『終末の鳥人間』が面白かったので、読んでみた。太陽おばば、という題名から受ける印象は明るい物語というものだったが、実際はそんなに明るくないどころ... 2014.02.06 双葉文庫
双葉文庫 『ホック氏の異郷の冒険』加納一朗 著: 加納 一朗販売元/出版社: 双葉社発売日: 1998/11Amazonもともとシャーロック・ホームズにはそれほど興味がなかったので、パスティーシュに関してもあえて読もうとまでは思わなかったのだが、歳をとると興味も変化するようで、若い頃... 2013.12.09 双葉文庫
双葉文庫 『職場、好きですか?』眉村卓 著: 眉村 卓販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/8/8Amazon『駅と、その町』、『駅にいた蛸』に続いて出たのはショートショート集だった。眉村卓のショートショートを読むのは久しぶりだ。ショートショートというと星新一が有名というか... 2013.09.18 双葉文庫
双葉文庫 『駅にいた蛸』眉村卓 著: 眉村 卓販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/5/16Amazon『駅と、その町』に続いて双葉文庫から、『駅にいた蛸』が出た。『駅と、その町』は短篇集でありながら、登場人物が相互に関わりあいを持った連作短編集であったのに対して、... 2013.09.17 双葉文庫
双葉文庫 『深山に棲む声』森谷明子 著: 森谷 明子販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/3/14Amazon今まで過去にしろ現代にしろ日本を舞台としたミステリを書いていた森谷明子が日本以外を舞台にしてさらにミステリではなくファンタジー小説を書いた。と、読み始めてそう思... 2013.05.07 双葉文庫
双葉文庫 『駅と、その町』眉村卓 著: 眉村 卓販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/2/14Amazonある意味この本は、出版芸術社から出た「眉村卓コレクション 異世界編」のボーナストラックに位置づけられるような話かもしれない。異世界編に収録された話が、主人公が本来... 2013.02.26 双葉文庫
双葉文庫 『六つの手掛り』乾くるみ 著: 乾 くるみ販売元/出版社: 双葉社発売日: 2012/3/15Amazon/bk1僕は最初にあとがきを読むことにしている。ある意味これは、ミステリで最初に解決部分を読んで犯人やトリックを知った上で読み始めるという行為に限りなく近いと思... 2012.04.10 双葉文庫
双葉文庫 『夜明けの空を掘れ』沢村凜 文庫化するにあたって『笑うヤシュ・クック・モ』を改題したもの。マヤ文明に関しての知識があれば「ヤシュ・クック・モ」という言葉にそれほどインパクトは覚えないだろうけれども、でもやっぱり「ヤシュ・クック・モ」ってインパクトがあるよなあ。多分最後... 2011.11.25 双葉文庫
双葉文庫 『傍聞き』長岡弘樹 長岡弘樹の書く短編は、読んでハズレがない。前作の『陽だまりの偽り』も面白かったが、今回も面白かった。物語を構成する要素に無駄が無く、全てが謎に密接に関係し、伏線の張り方も綺麗だ。不可解な謎と意外な真相。そして読み終えて暖かい気持ちになれるい... 2011.10.21 双葉文庫