幻冬舎文庫

幻冬舎文庫

『魔女は甦る』中山七里

著: 中山 七里販売元/出版社: 幻冬舎発売日: 2013/8/1Amazon中山七里という作家は『さよならドビュッシー』というどちらかといえば切ないミステリ小説でデビューしたのに、『連続殺人鬼カエル男』のような正反対のタイプのミステリも書...
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『花と流れ星』道尾秀介

著: 道尾 秀介販売元/出版社: 幻冬舎発売日: 2012/4/12Amazon/bk1街行く人々を見ていると、時々悲しくなる。僕はもう、あの中に入ることができないのだ。僕と妻が失ったものはたくさんある。一緒に町を歩くこと。一緒に外食をする...
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むかしのはなし

著 三浦 しをん販売元/出版社 幻冬舎発売日 2008-02Amazon/楽天ブックスああ、これはいい話だなあ。なんの予備知識もなくいきなり読んで、そして途中で明かされるある出来事に驚いて、そして最後の話まで一気に読みすすむ、というのが理想...
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背の眼

著 道尾 秀介/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス著 道尾 秀介/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス確かに、怪異に対するアプローチの仕方は京極夏彦の<京極堂>シリーズと...
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暗礁

著 黒川 博行/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス著 黒川 博行/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス桑原、二宮コンビが迷走する<疫病神>シリーズの三作目。それにしても一...
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ささらさや

ささらさや加納 朋子生まれたばかりの子供と奥さんを残して、交通事故で死んでしまった旦那さんは、頼りない奥さんのことを心配するあまりなのか、成仏せずにこの世に幽霊として残ってしまう。そして、奥さんと子供がトラブルに巻き込まれるたびに、誰かの体...
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安政五年の大脱走

安政五年の大脱走五十嵐 貴久ハードカバーが出たのが2003年04月ですから、あっという間に文庫化されました。一口で言えば、映画「大脱走」の江戸時代版。井伊直弼によって脱出不能の山頂に幽閉された藩士51人と姫。そして彼らに残された時間は一ヶ月...
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もう一つの介護の未来

廃用身久坂部 羊「廃用身」という言葉をご存じでしょうかという言葉ではじまるこの本は、漆原糾医師の手記と山月館の編集者、矢倉俊太郎の編集部註の二つの話からなるノンフィクション仕立てのフィクションである。ご丁寧にも、二人の名前の偽の奥付までつい...
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