徳間文庫

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『神君幻法帖』山田正紀

神君幻法帖著: 山田 正紀販売元/出版社: 徳間書店発売日: 2013/10/4Amazon 実を言うと山田風太郎の忍法帖は今まで読んだことがなくって、せがわまさきがコミカライズした『甲賀忍法帖』だけ読んだことがある程度だ。せがわまさきによ...
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『古い腕時計 きのう逢えたら…』蘇部健一

著: 蘇部 健一販売元/出版社: 徳間書店発売日: 2013/10/4Amazon蘇部健一というと、デビュー作である『六枚のとんかつ』を笠井潔に単なるゴミであると酷評されたのが印象深く、まあそこまで言わなくてもいいじゃないかと変えって弁護し...
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『太陽風交点』堀晃

著: 堀 晃販売元/出版社: 徳間書店発売日: 1981/03Amazon栄えある第1回日本SF大賞受賞作でありながら、受賞したことで悲しい出来事が起こってしまった本だ。徳間文庫版には小松左京が解説を書いていて、太陽風交点事件のことを知った...
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『標高二八〇〇米』樋口明雄

著: 樋口明雄販売元/出版社: 徳間書店発売日: 2013/7/5Amazon表題作は、標高3000メートルを超える山を登山していた親子が山から降りてみたら誰もいなくなっていたという話。標高2800メートル以下の高さで生活していた人々は原因...
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『エヴリブレス』瀬名秀明

著: 瀬名秀明販売元/出版社: 徳間書店発売日: 2012/11/2Amazonこの本を読み終えて、なんだか今まで僕は瀬名秀明の小説の読み方をひどく間違えていたような気がした。その一方でこの本の解説を読むと、瀬名秀明のアプローチの仕方が変わ...
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『カミングアウト』高殿円

ライトノベルというのは難しい。毎月数十冊も出て、大半はお気軽な娯楽小説であるのに、ごくたまにとてつもなく面白い小説が出てきたりする。そのごくたまに出るとてつもなく面白い小説を探し出すためには数十冊の本をチェックしなければいけないから大変だ。...
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『楽園まで』張間ミカ

なんだか読んでいて気恥ずかしかった。この小説が青臭いとか恥ずかしい内容だとかそういった物だというわけでは決してない。それはわたしも作者と同じ年代のころに同じような感覚を持ち合わせていたためだ。そして、作者が物語る、素直で、一途な思いが今のわ...
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クラリネット症候群

著 乾 くるみ販売元/出版社 徳間書店発売日 2008-04-04Amazon/楽天ブックスいつの間にか失速して、とうとう立ち消えしてしまったのかなと思いきや、時々思い出したかのように刊行し続けてきていて、今のところ、隔月でしぶとく出ている...
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「顔 FACE」

「顔 FACE」読了。可もなし不可もなしといったところ。「陰の季節」や「動機」と同じくD県警シリーズなのですが全く新しい警察小説と評価の高かった前2作に比べて、あざとさが目立ちます。主人公自身が「陰の季節」収録の「黒い線」で心に傷を負ったま...
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