文春文庫 『泣き虫弱虫諸葛孔明〈第2部〉』酒見賢一 酒見賢一が原作を担当し近藤勝也が絵を描いた『D'arc ジャンヌ・ダルク伝』は二巻まで出たところで中断している。今でもひそかに続きが出ることを待ち続けているのだが、多分続きが出ることは無いのだろう。『陋巷に在り』は完結したのだが、完結してか... 2011.05.19 文春文庫
文春文庫 月への梯子 著 樋口 有介販売元/出版社 文藝春秋発売日 2008-12-04Amazon/bk1/楽天ブックス樋口有介は読まないといけないなあと思いつつも、どこか決め手に欠けていていままで読まずにきてしまっていた。東京創元社で次々と復刊した<柚木草平... 2009.01.22 文春文庫
文春文庫 容疑者Xの献身 著 東野 圭吾販売元/出版社 文藝春秋発売日 2008-08-05Amazon/bk1/livedoor/楽天ブックス昔は東野圭吾の小説をよく読んでいたのだけれども、いつからかあまり読まなくなり、最近では<ガリレオ>シリーズしか読んでいない... 2008.10.31 文春文庫
文春文庫 血の季節 著 小泉 喜美子販売元/出版社 文藝春秋発売日 1986-05Amazon/bk1/livedoor小泉喜美子の残した長編はわずか三作。その三作は著者の考える西洋三大ロマンの原型をモチーフにした作品である。『血の季節』はドラキュラをモチーフ... 2008.10.29 文春文庫
文春文庫 モーダルな事象 著 奥泉 光販売元/出版社 文藝春秋発売日 2008-08-05Amazon/bk1/livedoor/楽天ブックス作者が奥泉光でそして文庫にして600ページ近くの分量。思わず怯んでしまいそうになるのだけれども、読み始めてみるとこれが実に楽... 2008.10.03 文春文庫
文春文庫 弥勒の掌 著 我孫子 武丸販売元/出版社 文藝春秋発売日 2008-03-07Amazon/楽天ブックスうーむ、実に変な話だった。読み終えて、さすがは『殺戮にいたる病』を書いた作者だけのことはあるなあとひたすら感心してしまったよ。『殺戮にいたる病』は... 2008.04.28 文春文庫
文春文庫 黄昏のベルリン 著 連城 三紀彦/販売元/出版社 文藝春秋発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス連城三紀彦がこのような話を書くとは思わなかったので、最期まで何かトリッキーなというか叙述トリックのような仕掛けがあるんじゃないのかと疑ってしまった。し... 2008.01.22 文春文庫
文春文庫 メフィストの牢獄 著 マイケル・スレイド/販売元/出版社 文藝春秋発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス災難男はジンク・チャンドラーだと思いこんでいたら、『髑髏島の惨劇』で登場したニック・クレイヴンがその後がまに座ってしまったようだ。まあ考えてみる... 2007.11.05 文春文庫
文春文庫 もののたわむれ 著 松浦 寿輝/販売元/出版社 新書館発売日 1996-11Amazon/楽天ブックス今となっては何故この人の本を読もうと思ったのかどうにも思い出せない。そもそも私と松浦寿輝とでは接点が無さ過ぎるのだ。おそらくはネットであれこれ検索している... 2007.09.26 文春文庫
文春文庫 ぬかるんでから 著 佐藤 哲也/販売元/出版社 文藝春秋発売日 2007-08Amazon/楽天ブックスさて、佐藤哲也である。ケリー・リンクも確かに凄さを感じさせるのであるけれども、佐藤哲也の紡ぎ出す物語の言葉の重みと比べると、鼻息で消し飛んでいってしまう... 2007.08.22 文春文庫