新潮文庫 アメリカン・ウォー 戦争は銃で戦うが、平和は“物語”で戦うものだこの作者も物語の力というものを信じているのだろう。上下巻あわせて約600ページ。分冊しなくてもいいのではないかと思うページ数だが、それはともかくとして近未来のアメリカを舞台とした物語ということで想... 2017.10.30 新潮文庫
新潮文庫 薬屋のタバサ 奇妙な味とよばれるタイプの物語がある。江戸川乱歩がミステリ小説の中で、それまでのミステリのサブジャンルのどれにも当てはまらないけれどもミステリというおおきな枠としてのジャンルの中の作品には違いない、というかミステリにしておきたいと思ったのだ... 2017.09.13 新潮文庫
新潮文庫 『読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII』 津原泰水 読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII著: 津原 泰水販売元/出版社: 新潮社発売日: 2014/1/29Amazon 前巻が出てから完結編の第三巻がでるまでにずいぶんと時間が経ってしまった。本来の予定であればもっと早... 2014.05.15 新潮文庫
新潮文庫 『雪の練習生』多和田葉子 雪の練習生著: 多和田 葉子販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/11/28Amazon 今まで多和田葉子には注意を払っていなかったのだが、こんな騙りのテクニックを使った話を書く人だとは思わなかったので、驚いてしまった。そもそもこの本... 2014.03.28 新潮文庫
新潮文庫 『飲めば都』北村薫 著: 北村 薫販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/10/28Amazon 一冊の本を読み終えた後、次に何を読もうか考えたときにすぐに読みたい本が思い浮かぶと気分が良くなる。たいていは、読み終えた本の余韻を引きずっているので次の本にと... 2013.12.19 新潮文庫
新潮文庫 『四畳半王国見聞録』森見登美彦 著: 森見 登美彦販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/6/26Amazon短篇集なんだけれども物語性というのに乏しく、最初、読み始めた時にはあまり内容が頭のなかに入ってこず、これは森見登美彦の小説の中で初めてのハズレっぽい感じだなと... 2013.11.21 新潮文庫
新潮文庫 『傷だらけの店長』伊達雅彦 著: 伊達 雅彦販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/8/28Amazon本を読むことは好きで、本を集めることも好きで、そして本屋さんに行くことも好きなのだが、不思議と書店員になろうとか、出版社で働こうと思ったことはない。多分それは僕... 2013.10.24 新潮文庫
新潮文庫 『夏の水の半魚人』前田司郎 著: 前田 司郎販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/5/27Amazonなんとも言えない不思議な題名に惹かれて読んでみた。もちろん題名に半魚人と付いているからといって本当に半魚人が登場するような話ではないし、そういう話を期待したわけ... 2013.09.19 新潮文庫
新潮文庫 『14歳の本棚 部活学園編―青春小説傑作選』北上次郎編 編: 北上 次郎販売元/出版社: 新潮社発売日: 2007/02Amazon河出文庫から東浩紀による小松左京セレクションが出たとき、短編やエッセイにまじって、長編の一部だけが収録されていたときにちょっと驚いた。僕には長編の一部だけを読むとい... 2013.09.05 新潮文庫
新潮文庫 『半島の密使』アダム・ジョンソン 訳: 佐藤 耕士著: アダム ジョンソン販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/5/27Amazon訳: 佐藤 耕士著: アダム ジョンソン販売元/出版社: 新潮社発売日: 2013/5/27Amazon冷戦時代の閉ざされた国家であった... 2013.07.15 新潮文庫