講談社 『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』 木下古栗 金を払うから素手で殴らせてくれないか?著: 木下 古栗販売元/出版社: 講談社発売日: 2014/3/27Amazon 「ちょっとあなた、よく見ると男じゃないの!」いきなり何のことなのかわからないだろうけれども、この一文は作中で現れる言葉だ... 2014.05.16 講談社
講談社 『恋愛の解体と北区の滅亡』前田司郎 著: 前田司郎販売元/出版社: 講談社発売日: Amazon 『夏の水の半魚人』が面白かったので、今度は『恋愛の解体と北区の滅亡』を読んでみた。のだが、『夏の水の半魚人』とは異なる雰囲気の物語だったので驚いた。そもそも、宇宙人が東京にUFO... 2014.01.14 講談社
講談社 『最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり! 』犬塚弘 佐藤利明 著: 犬塚 弘、佐藤 利明販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/6/26Amazon僕はドリフターズ世代で、クレイジー・キャッツ世代ではない。クレイジー・キャッツが全盛期だった時代よりも後に生まれたので、こればっかりは仕方がない。テレ... 2013.11.27 講談社
講談社 『君のために今は回る』白河三兎 著: 白河 三兎販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/6/27Amazon今回は、今までの作品にあったようなミステリ的な要素は乏しい。だからといって謎が全くないのかといえばそんなことはなく、冒頭からすでに不思議な現象が起こり、そして二... 2013.09.11 講談社
講談社 『原作屋稼業 お前はもう死んでいる?』武論尊 著: 武論尊販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/3/22Amazon『ドーベルマン刑事』や『北斗の拳』の原作者である武論尊の半自伝的小説。という触れ込みだったはずだけれども、実際に読んでみるとまるっきり違った。というかよくよく見れば... 2013.06.18 講談社
講談社 『狩眼』福田栄一 著: 福田 栄一販売元/出版社: 講談社発売日: 2009/9/8Amazonオーダーメイドとウェルメイドを混在させたかのような話。とこう書くと貶しているようなのだが、僕はそもそも福田栄一に対する期待値が高いので、貶しているかのような感じに... 2013.05.29 講談社
講談社 『三姉妹とその友達』福永信 著: 福永 信販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/2/22Amazon戯曲とその戯曲のノベライズ、そしてそれとは独立した別の短編の三つが収録された本。しかし最初の戯曲からして曲者で、そもそもタイトルからして『三姉妹とその友達』とあり... 2013.05.13 講談社
講談社 『塔の中の女』間宮緑 著: 間宮 緑販売元/出版社: 講談社発売日: 2011/9/21Amazon/bk1最初にガラクタを纏った公爵が登場する。いやガラクタを纏ったというよりもガラクタでできていると言った方が正しい。そして、公爵が歩くたびに身につけているガラク... 2012.01.11 講談社
講談社 『虚構推理 鋼人七瀬』城平京 まさか講談社ノベルズで城平京の新作を読むことができるとは思わなかった。『名探偵に薔薇を』で長編デビューしたものの、それ以降は漫画原作者として活躍し、その漫画の小説化はするものの、漫画にかかわらない作品は発表していなかったのでこのまま行ってし... 2011.06.08 講談社
講談社 『角のないケシゴムは嘘を消せない』白河三兎 前作の雰囲気はそのまま残っているので前作の雰囲気が好きだった人は安心して読んでもいいと思う。ただし、前作のような話ではないので、前作のような話を期待した場合はがっかりするかもしれない。わたしはがっかりした側だった。二作目は必ずしも一作目と同... 2011.02.25 講談社