講談社文庫

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『ぐるぐる猿と歌う鳥』 加納朋子

ぐるぐる猿と歌う鳥著: 加納 朋子販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/12/13Amazon 児童向けのミステリとして書かれた作品なんだけれども、講談社の<ミステリーランド>というレーベルから出ただけあって、大人が読んでも楽しめる。...
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『股旅探偵 上州呪い村』 幡大介

股旅探偵 上州呪い村 著: 幡 大介販売元/出版社: 講談社発売日: 2014/2/14Amazon 前作の、といっても物語的にはまったく関連性はないのだけれども、『猫間地獄のわらべ歌』と同じ系列のミステリ。前作でも登場人物がいきなり物語の...
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『らいほうさんの場所』東直子

らいほうさんの場所 著: 東 直子販売元/出版社: 講談社発売日: 2014/2/14Amazon この本は、新刊一覧のなかで見かけた時にタイトルにある「らいほうさん」という言葉に惹かれるものがあって気になっていた本で、作者の東直子に関して...
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『竜が最後に帰る場所』恒川光太郎

竜が最後に帰る場所著: 恒川 光太郎販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/9/13Amazon 全五話の短篇集。「風を放つ」は精霊を閉じ込めた瓶を持っているという女性を関わった男の話。その女性は精霊を解き放つことで人を殺すことができる...
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『囲碁小町 嫁入り七番勝負』犬飼六岐

囲碁小町 嫁入り七番勝負著: 犬飼 六岐販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/8/9Amazon 将棋はルールを知っているし、ヘボ将棋だけれども指したことはある。が、囲碁はルールもよく知らないし、もちろんやったこともない。そんなわけで...
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『贖罪の奏鳴曲』中山七里

著: 中山 七里販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/11/15Amazon まず、主人公である弁護士のキャラクター造形が強烈だ。優秀だが金に汚い悪徳弁護士という設定はそれほど新味ではないし、どことなくブラック・ジャックの弁護士版、こ...
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『蛻』犬飼六岐

著: 犬飼 六岐販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/12/13Amazon 江戸時代、尾張藩下屋敷内に作られた実物大の宿場町で起こる連続殺人事件。これが犬飼六岐の手によって作られた架空の設定かと思いきや、実際にこの町が尾張藩下屋敷の...
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『ハサミ男』殊能将之

著: 殊能 将之販売元/出版社: 講談社発売日: 2002/8/9Amazon 殊能将之という作家がいた。僕が殊能将之の訃報を知ったのは4月1日だったのでエイプリル・フールなんじゃないかと思ってしまったのだが、実際に訃報の情報が流れたのは3...
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『刑事のまなざし』薬丸岳

著: 薬丸 岳販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/6/15Amazonある理由から刑事になった男が関わる七つの事件、七つの短編からなる短篇集。事件を解決する刑事が同じというだけで、それぞれの事件はつながりはないのだが、どの事件も重苦...
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『琅邪の鬼』丸山天寿

著: 丸山 天寿販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/6/14Amazonメフィスト賞受賞作のわりにはまともな作品だ。もっとも、ミステリであり中華ファンタジーであり時代小説であるというハイブリッドな内容なので、まともといっても普通のま...
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