講談社文庫 『定吉七は丁稚の番号』東郷隆 著: 東郷 隆販売元/出版社: 講談社発売日: 1994/01Amazon二十数年ぶりに新作が書かれたということで、これは読めということと同じだなと思い、シリーズの第一巻をまず読んでみた。幸いなことに、全巻電子書籍化されているので気軽に読む... 2013.06.28 講談社文庫
講談社文庫 『新顎十郎捕物帳2』都筑道夫 著: 都筑 道夫販売元/出版社: 講談社発売日: 1988/10Amazonこの本は電子書籍で読んだ。都筑道夫は好きな作家なのだが、全部の本を読んではいない。というのも僕は基本的に作家を追いかける読み方はせずに、あくまで作品単位で読むタイプ... 2013.04.29 講談社文庫
講談社文庫 『塔の断章』乾くるみ 著: 乾 くるみ販売元/出版社: 発売日: 2012/11/15Amazonもの凄く凝ったことをしているけれども、そのわりにはそれがうまく表に出てこないというか、そこまで読み取ることのできるひとがどれくらいいるのかというか、ジーン・ウルフを... 2013.03.25 講談社文庫
講談社文庫 『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』門井慶喜 著: 門井 慶喜販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/1/16Amazon学園が舞台となるのだけれども、主役は生徒ではなく先生の側であるというところが少し変わっている。そもそも、雄弁学園という学校そのものが普通の学校ではなく、たとえば... 2013.03.15 講談社文庫
講談社文庫 『猫間地獄のわらべ歌』幡大介 著: 幡 大介販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/7/13Amazon幡大介はまったくノーマークの作家だった。といっても、幡大介の<大富豪同心>シリーズはちょっとだけ気になっていて、機会があったら一作くらいは読んでみようかと思っては... 2013.03.14 講談社文庫
講談社文庫 『桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳』犬飼六岐 著: 犬飼 六岐販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/11/15Amazonえーと、これはひょっとして、これでおしまいなのだろうか。解説を読んでみると、全14話と書かれているし、確かにこの巻の最後の話を見ても、ここで終わるのが綺麗な終... 2013.02.27 講談社文庫
講談社文庫 『丸太町ルヴォワール』円居挽 著: 円居 挽販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/9/14Amazon講談社BOXの時にはそれほど厚くない本だったのだが、こうして文庫化されると結構分厚い。判型が変わるとこうも違うのかと思うのだが、どうやら講談社BOX版は二段組だっ... 2012.10.03 講談社文庫
講談社文庫 『狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南』輪渡颯介 著: 輪渡 颯介販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/7/13Amazon怪談とミステリというのは昔から相性がいい。コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』なども魔犬の呪い伝説という怪談をサスペンスの材料として使っていた。日本でも古くか... 2012.08.09 講談社文庫
講談社文庫 『猿猴』田中啓文 著: 田中 啓文販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/5/15Amazon久しぶりの田中啓文の伝奇ホラーだ。笑酔亭梅寿の<ハナシ>シリーズのような人情系、永見緋太郎が活躍する端正なミステリもたまにはいいが、やはり田中啓文の本領発揮はこ... 2012.07.13 講談社文庫
講談社文庫 『ドーン』平野啓一郎 著: 平野 啓一郎販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/5/15Amazon平野啓一郎の小説を読むことがあるなんて思いも寄らなかった。佐藤亜紀によるパクリ騒動も多少は影響していたが、そもそも平野啓一郎が書く小説はSF、もしくはそれに類... 2012.07.12 講談社文庫