講談社文庫

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蟻の木の下で

著 藤村 正太/西東 登/販売元/出版社 講談社発売日 1999-03Amazon/Bk1/楽天ブックス江戸川乱歩賞受賞作と聞いても最近はあまりときめくことがなくなってしまったのですが、かつては江戸川乱歩賞受賞作品をむさぼり読んでいた時期が...
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亡霊は夜歩く

亡霊は夜歩くはやみね かおる前作はちょっと物足りなさがあったのだけれども、今回は前作の物足りなさを補ってお釣りが来るくらいでした。今回の舞台は学校、そして文化祭の季節。なんといっても文化祭ですよ、文化祭。主人公たちの通う学校は、文化祭のため...
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吉田電車

吉田電車吉田 戦車〔著〕漫画の方は読まなくなって久しいのに、活字の方はしっかりと読んでいるというのは作者にたいしてものすごく失礼な事をしているような気にもなるのだけれども、まあいいか。まさか続きが出るとは思わなかったのだけれども、続きが出た...
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ネジ式ザゼツキー

ネジ式ザゼツキー島田 荘司〔著〕「ロシア幽霊軍艦事件」以来、久々に島田荘司を読む。「水晶のピラミッド」で少しがっかりし、「眩暈」で目眩がしそうなくらいがっかりし、「アトポス」で再起不能なくらいがっかりして、それ以来、島田荘司を読むのは止めて...
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プラネタリウムのふたご

プラネタリウムのふたごいしい しんじ〔著〕前作の「麦踏みクーツェ」にあったレイ・ブラッドベリ分が減って、宮沢賢治分が増大した感じ。主人公の双子の名前がテンペルとタットル。いかにも宮沢賢治らしい名前の付け方なんだけど、まあこれはテンペルタット...
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せちやん 星を聴く人

せちやん川端 裕人〔著〕これはなんとも切なくなるお話です。時代的には現代が舞台かと思っていたら読み始めていきなり仮面ライダーV3なんて言葉が飛び出してきて、いきなりノスタルジックなわけですよ。まあ小学生でV3となるとだいたい主人公と同じ時代...
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そして五人がいなくなる

そして五人がいなくなるはやみね かおる〔著〕ま、正直本音を言えばお話としては物足りないんだけれども、そんな事言うのは野暮な話だよなあ、やっぱり。最初っからどんな傾向の話なのかわかっていたんだしね。個々の謎も解き明かされてみれば納得出来る反面...
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休みの国

休みの国中島 らも〔著〕昔々の事である。とある歌謡番組に出演していたゲスト歌手に司会者が、最近どんな本を読んでいますか、と聞いた。その歌手は、○月○日にはこれこれこういうことが起こったということが書かれている暦の本を読んでいると答えたのであ...
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桜宵

SF界隈では「カズムシティ」と「イリアム」の分厚さが話題となり始めている今日この頃ですが、まだ現物を見ていません。まあ、偶にであれば分厚い本を読むのも良いのですが、読書も体力がいるものですからどちらかといえば薄めの方がありがたいものです。桜...
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もつれっぱなし

もつれっぱなし井上 夢人〔著〕全六話全てが地の文なしの会話のみで、おまけに文字も大きい。最近、字の小さな本ばかり読んだ後だったのでなおさら、あっという間に読み終えてしまいました。読む前に期待しすぎていたせいもあって、若干物足りない面もあった...
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