集英社

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『友罪』薬丸岳

著: 薬丸 岳販売元/出版社: 集英社発売日: 2013/5/2Amazon電子書籍版で読んだら、おまけで作者のインタビュー記事がついていた。こういうおまけは嬉しいね。さて、あいもかわらず、薬丸岳という人は難しい問題をテーマに小説を書いてく...
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『女ノマド、一人砂漠に生きる』常見藤代

著: 常見 藤代販売元/出版社: 集英社発売日: 2012/12/14Amazon僕はどちらかといえば、というよりも典型的な農耕民族だ。移動して生活するよりも、地に根付いて生活するほうが好きだ。それはものを作るのが好きだというせいもある。も...
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『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』佐々涼子

著: 佐々涼子販売元/出版社: 集英社発売日: Amazonこの本は、書店で見かけた時に面白いに違いないという直感が働いた。僕は書店に行くと、ひと通りぐるりと店の中を回る癖がある。癖があるというよりも、ぐるりと廻ることで、普段、自分が読む機...
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『JORGE JOESTAR』舞城王太郎

著: 舞城 王太郎販売元/出版社: 集英社発売日: 2012/9/19Amazon舞城王太郎が『ジョジョの奇妙な冒険』の小説を書くと聞いて、どんな話になるのかずっと楽しみにしていた。というのは半分嘘で、だいたいどんな話になるのかは予想がつい...
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『衝撃波を乗り切れ』ジョン・ブラナー

久しぶりにジョン・ブラナーを読む。久しぶりといってもジョン・ブラナーの小説が新しく翻訳されたわけではなく、絶版となった本を手に入れることができたので読むというわけだ。『衝撃波を乗り切れ』は『Stand on Zanzibar』、『The J...
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映画篇

著 金城 一紀/販売元/出版社 集英社発売日 2007-07Amazon/楽天ブックス二年ぶりの新作である。タイトルもあの名作『対話篇』を彷彿させる『映画篇』とくると否が応でも高まる期待感。で、読み終えてみれば期待通りの面白さ。登場人物も内...
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時間はどこで生まれるのか

時間はどこで生まれるのか橋元 淳一郎著時間がどこで生まれるのかってのは考えたこともなかったのでかなり刺激的な話でした。それ故に、もう少しつっこんだ話をして欲しいなあと思うのだけれども、新書だし入門編という位置づけでもあるので仕方ないところで...
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終末のフール

終末のフール伊坂 幸太郎著SFのサブジャンルに破滅テーマというものがあって、昔から好きでした。人類が滅亡するとか、地球が崩壊するとか、そんな話が大好きだったのです。明るい未来の話よりも暗い未来の話のほうが好きだったので、端から見ればさぞかし...
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エンドゲーム

エンド・ゲーム恩田 陸著「蒲公英草紙」が過去の話だったのに対して、今回は直接の続編。それも「光の帝国」の中でも一番の謎とサスペンスに満ちた話たっだ「オセロゲーム」のその後の話です。「裏返す」ことのできる一族と「あれ」と呼ばれる存在との戦い。...
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蒲公英草紙 常野物語

蒲公英草紙恩田 陸「皮肉なものだね。どこに何があるか分からない昔の方が、我々は幸せだったと思わないか?今はどこに何があるか分かっているのに、そのことがますます我々を不安にさせ、心配事を増やしている」予兆の部分を描かせたら抜群にうまい恩田陸の...
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