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世紀末鬼談

怪談+<滝沢紅子>シリーズ+<もしもし倶楽部>シリーズを集めた雑多な作品集。長編版の<滝沢紅子>シリーズを読んだので、ついでに短編のほうも再読しようと、いや、正直に言うとこの本、読んだことがあるのか記憶にない。ので初読といったほうがいいかも...
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不死の猟犬 6

六巻目に入って驚く展開をした。前半は前巻からの続きで、絶対零度で冷却させられ風鈴たちの奪回である。奇襲が成功したかのように見えたが反撃をくらい、本部隊は撤収、回収部隊は独自の判断で行動しなければいけない状況において、さらに強敵が登場し、絶体...
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ダンジョン飯 6

4巻で当初の目的である赤龍を倒し、食べられてしまった妹を蘇生させ、なおかつ龍を調理して食べてしまうという表面上の目的もしっかりと達成させめでたしめでたしとなったわけであるが、だからといって物語がそれで終わりになるのかといえばそんなことはない...
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バディドッグ 3

細野不二彦が人工知能(AI)に挑む。ということで毎回毎回新作を発表するにあたって今までにないジャンルから題材を持ってきて相変わらず凄いなあと感心するばかりなのだが、その一方で、今回は人工知能である。ちょっと不安にも思いながら読み続けてきたの...
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黄色い円盤

この本に収録されている「盲脳」がWEBで公開されたときに初めてこの作家の存在を知ったのだが、そのときにはまだ単行本が出ているとは知らなかったので、というかそこまで調べなかったので「盲脳」という漫画じたいは面白かったけれども、この漫画だけが特...
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ロボッチイヌ

獅子文六の『七時間半』が復刊された時に読んでみたいなと思いながらそのまま今日まで来てしまっているのだが、その獅子文六の『ロボッチイヌ』が出たときには飛びついてすぐに買ってしまったのは『ロボッチイヌ』という題名からしてロボットの犬の話かと思っ...
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ビューティフル・デイ

書店で見かけてなにげなく手に取ろうとして驚いた。平台に置かれていたの手に取るまで気が付かなかったのだが本が薄いのだ。文庫にして120ページほど。映画化されたので翻訳されたらしい。巻末の訳者あとがきを見てみると二つの言葉が目に入る。武装したギ...
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伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ

「ボロゴーヴはミムジイ」が文庫化されるという情報を目にした時、てっきり銀背の方の文庫化だと思ってしまったのは少し前にハヤカワ・SF・シリーズ発掘総選挙というものをやっていたせいで、結果がどうなったのかは見なかったのでわからないが、そんなわけ...
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そのたくさんが愛のなか 3

残りの人生を引き算で考える病気にかかったのさ。吉田聡も歳をとったんだなあ。といってもこれは全然悪い意味ではない。昔の吉田聡の漫画の主人公は若かったけれども、だんだんと主人公の年齢が上がってきた。それは多分作者自身が歳をとって、歳をとった人物...
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淋しいのはアンタだけじゃない 3

音を出すことのできない漫画という媒体で音楽を扱った漫画は多い。そして不思議なことに実際に音は出てはいないけれども、読んでいる間は音を感じる事ができる。それとは逆にこの漫画は聴覚障害といういうなれば音の聞こえない世界を描くという難易度の高いこ...
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