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脳の意識 機械の意識 – 脳神経科学の挑戦

SFが好きなので意識とな何か、あるいは機械は意識を持つことができるのだろうかといったことに興味がある。数年前から人工知能ブームが起こったけれども現時点での人工知能というのは意識とは程遠い、いや知能=意識と考えてよいのかといえばそうではなく、...
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BEASTER 7

タイトルにもなっているビースターという存在に焦点が当てられる。ビースターとはようするにカリスマ的な存在で、その存在を意図的に排出するために、この世界に存在している学園の中からその候補になるべく優秀な生徒を選んでいるというのがこの世界の学園の...
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本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇

思春期の娘を持つ父親が主人公。家族の仲は決して悪くはないのだが、娘との会話は以前より少なくなり、娘がどんなことを考えているのか知りたいけれども面と向かってそういう話をする勇気もない。そこで、彼が考えついたのは娘が自分と同じ読書好きであること...
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スーパーマン:アメリカン・エイリアン

確かにお前は普通じゃないのかも。でもそれの何が悪い? なんで普通の必要がある?スーパーマンは超人でさらには健全な精神の持ち主で、ようするに完璧すぎるキャラクターなのであまり面白味がない。とはいえども映画化されたスーパーマンの物語なんかを見る...
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チェスプレイヤーの密室

ミステリ好きなくせにエラリー・クイーンの小説はあまり読んでいない。国名シリーズはとりあえず有名どころは何冊か読んだが、それ以外はバーナビー・ロス名義で発表した悲劇四部作と『九尾の猫』と『最後の一撃』くらいだ。嫌いというわけでもないのだが、ミ...
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地下鉄道

奇しくもレアード・ハントの『ネバーホーム』と同じ月に翻訳されたコルソン・ホワイトヘッドの『地下鉄道』。何が奇しくもというと、『ネバーホーム』はアメリカ南北戦争時代を舞台としていて『地下鉄道』はそれ以前の時代だが、奴隷問題を扱っている物語だか...
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春の呪い

高橋留美子の『めぞん一刻』という漫画のとある回の題名に「春のわさび」という題名があった。ちょっと変わった題名だなと思いながら読み進めていくと、なぜこのような題名が付けられたのかわかり、なるほどと感心させられた。わさびという言葉から想像がつく...
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わたしのカイロス

主人公はいわれなき罪によって咎人として「剣闘刑」を科せられた少女。「剣闘刑」とは咎人同士、あるいはそれ以外の生物との戦いを強いられる刑罰で負ければその時点で死ぬこととなる。逆にいえば勝ち続ければ生き続けることができるのだが、主人公はごく普通...
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あれよ星屑 7

とうとう完結してしまった。予想しない場所というよりも予想したくなかった場所に着地してしまった。もう一度1巻から読みなおしたい気持ちで一杯なのだが、読みなおすのはもう少し時間が経ってからにしよう。主人公、川島の人物像をあのように設定した以上、...
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彼方のアストラ 5

最近は最終巻だけ分厚いという漫画が増えてきた。それだったらもう一巻分出すことができるくらいまで話を続けてくれればいいのにと思うこともあるのだが、その一方で、ページ数が増えた分それだけの満足感を得ることができるという点もあるので、途中で打ち切...
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