histoire

histoire

虚ろなる十月の夜に

まさか、ロジャー・ゼラズニイの未訳の小説が翻訳されるとは思わなかった。ロジャー・ゼラズニイの翻訳がされなくなって久しいし、ロジャー・ゼラズニイが亡くなっても久しい。翻訳されたもののうち数冊は復刊したことがあるがそれっきりで、何で読んだのか忘...
histoire

アヴァルト 6

電子書籍で1巻と2巻が無料になっていたので試しに読んでみたら思いのほか面白く、そのままいっきに5巻まで読み終えて続きを楽しみにしていたら6巻がでたのだが、なんとこの巻で完結。あれだけの伏線と設定のかたまりを残りの1冊でまとめ上げることができ...
histoire

アヴァルト

まったくノーマークの作品だった。表紙の絵から見て、たんなるファンタジーものだと思っていたのだが、電子書籍で1巻と2巻が無料だったので、とりあえず1巻だけダウンロードしてみて読んでみた。つまらなければその時点で読むのを止めればいいやと気軽に考...
histoire

ファイヤパンチ 5

五巻目まで来たけれども、いったい何なんだこの漫画、という感情が湧く。寒冷化が進み、文明が崩壊した未来の地球。祝福と呼ばれる特殊能力を持つ人間が時折生まれるこの世界。主人公は不老不死の能力を持って生まれた。手を切り落としても、首を切り落として...
histoire

さよならフットボール

『四月は君の嘘』の新川直司の新作が『さよならフットボール』と関係しているということを知り、新作を読む前にこちらの方を読むことにした。サッカーは興味が無いので今ひとつ食指が動かなかったのだが、こちらは2巻で完結しているので安心して読むことがで...
histoire

どこか遠くの話をしよう

久々に須藤真澄の漫画を読む。この前に読んだのは『グッディ』だから、約3年ぶりだ。絵柄に関しては以前より整った感じになったかなというぐらいで、相変わらず線をツーテンツーテンと、-・-・-こんな感じで描いていて、これがないと須藤真澄の絵とはいえ...
histoire

彼方のアストラ

SF版十五少年漂流記だと思っていたら、それ以上のアイデアと驚きをぶち込んできたので驚いた。学校教育の一環としてとある惑星で一週間のサバイバル生活、といっても危険な生物がいるわけでもないのでキャンプ生活に近いのだが、ドキドキワクワクの楽しい一...
histoire

ストレンジ・ファニー・ラブ

チョーヒカルというとリアルなボディペイント、もっともリアルではないボディペイントがあるかといえばないだろうけれども、ボディペイントで有名になった人ということしか知らなかったので漫画も描いていたということに驚いた。が、表紙の絵こそボディペイン...
histoire

ゴッド・ガン

根っからのSF好きにしかおすすめできないベイリーの短編集。いろいろな問題があって本国のイギリスでもベイリーの短編集は生前は2冊しか出なかったということだ。そのあたりのことは解説に書かれているのでそれはさておいて、本国でも2冊しか出なかったベ...
histoire

星々たち

文庫にして280ページほど。薄い。長編ではなく短編で9編収録されている。いつも通り、北海道を舞台とした物語で、咲子、小春、やや子という親子三代に渡る連作短編だ。咲子も小春も若くして子供を産んでいて、最後のやや子の物語も20代の頃の話なので、...
タイトルとURLをコピーしました