histoire 夜の夢見の川 小説を読むのは好きなのだが、結末がすっきりしない物語というのが苦手だ。なので、本格ミステリやSFといったジャンルの物語を読むことが多い。本格ミステリの場合は謎があるが、それは解かれるべき謎で、物語の最後には全てすっきりと割り切れる。SFの場... 2017.09.12 histoire
histoire ともにがんばりましょう これは面白いところを扱った物語だ。舞台は大阪の新聞社。新聞社を舞台とした物語となると、新聞記者が事件を調べるミステリ物かもしくは、新人記者を主人公にして新聞が出来るまでを描いたお仕事小説の類を想像するが、この物語はそんな手垢の付いたものを扱... 2017.09.11 histoire
histoire よろこびのうた 前々から気になってはいたのだけれども、なかなか読む勇気が出せない漫画だった。田舎町の、今は使われなくなった火葬場から老夫婦の焼死体がみつかる。妻の方は認知症と糖尿病を患っており、車椅子が欠かせない状態。そしてその妻を夫が介護をしていた。介護... 2017.09.08 histoire
histoire 字が汚い! タイトルからしてもう、買って読まなければいけないという本である。というもの僕自身も字が汚い。そして下手である。しかしその一方で、自分でいうのもなんなのだが、絵はうまい。絵はうまいのに字は下手で、そのことを指摘されたことは何度もある。しかし、... 2017.09.06 histoire
histoire ギャラリーフェイク 33 2005年に美術版ブラック・ジャックとも言える細野不二彦の『ギャラリーフェイク』が完結して、その後、2012年の東日本大震災を題材として前後編の話を描いたことがあったけれども、まさか新刊が出るとは予想もしなかった。もちろん世の中には一度完結... 2017.09.05 histoire
histoire マーチャンダイス 1 『水惑星年代記』のころは鶴田謙二と互換性のある絵柄だったけれども、そこから少しずつ変化をしていって、今度はバンド・デシネっぽい感じになった。バタ臭いというと聞こえは悪いけれども、カラー絵の色の塗り具合や使われている色など、器用に変化させるよ... 2017.09.01 histoire
histoire AIの遺伝子 6 安定しているのだが、その一方で、そこで終わってしまうのかという物足りなさもある。しかし、それはこの物語がAIを主軸とした、心とは何か、あるいは知能とは何かといったSF的な要素だけででみてしまった場合であって、もう一方の、問題を抱えた患者を助... 2017.08.30 histoire
histoire ゴールデンゴールド 2 『刻刻』とは違い、今回はお祖母さんが嫌な意味で活躍する。自分の店をコンビニエンスストアに改装するというところまでは、まあいいが、今度は商店街の人たちを集めて、会費制の会員組織を作り、そして集めた会費を運用しこの島を発展させていくということま... 2017.08.29 histoire
histoire ヒメタク 主人公は元レースドライバーという経歴。そして夫は殺人事件を犯してしまい現在、拘置所にいる状態。しかし、離婚することなく二人の子供を抱えながら、これまた別名、ゴミ山タクシーと呼ばれる、札付きの運転手ばかりが集まっているタクシー会社で働くことと... 2017.08.25 histoire
histoire アイアンバディ 1 僕は技術者という以前に物を作るということが好きなので、こういう話は基本的に好きだ。ロボットといっても未来の話ではなく、現実のちょっと先をいく地に足の着いたロボット作りの物語である。したがって、人間型でありながらも二足歩行ができるというだけで... 2017.08.23 histoire