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バイオレンスアクション 1巻

女子高生の殺し屋の話。設定そのものはそれほど目新しいものではないのだが、一読して驚く。タイトルに偽りなしのバイオレンス作品であり、それでいて血みどろというわけでもなく、非常に乾いた世界なのだ。あまりにも淡々と人は殺され、あるいは壊されていく...
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淋しいのはアンタだけじゃない 2巻

いつの間にか2巻が出ていた。聴覚障害を扱った漫画である。聴覚障害者に対しての取材はもちろん、聴覚障害を扱う医学にも取材をし、さらには著者自身も手話を学ぼうとしている。フィクションではなくノンフィクションという体裁をとっているせいもあるのだが...
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オールドマン

台湾の漫画家、常勝の作品。日本では日本語に翻訳されたものは電子書籍しかなく、さらには今のところamazonでは扱っていないようだ。amazonでしか扱っていない電子書籍はそれほど珍しくはないが、その逆は珍しい。というわけで、ネットを検索して...
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海街diary 8 恋と巡礼

あえていうならばものすごくあざとすぎる展開だ。もちろん良い意味でである。前巻の終わりで三女の妊娠のほのめかしがあったことからこの巻ではどういう物語が進んでいくのかは予想はついたのだが、それでも、三女である。それまで狂言回し的な、いわばシリア...
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僕のジョバンニ

デビュー作が新人離れした傑作だったために、期待値が大きくなりすぎてその後の作品に対する評価が少しずつ落ちていくという不運な作家、穂積の新作。とはいっても、長編一作目の『さよならソルシエ』は2巻という短さだったけれども、終盤の予想外の展開は決...
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Bガール

フレドリック・ブラウンの唯一の未読長編ミステリ『Bガール』を読み終える。といいたいところなのだが、本当にこれでブラウンの長編ミステリを全て読みおえたのかというと少々心細い。というのも、『霧の壁』とか『パパが殺される!』あたりは読んだのかどう...
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アンブローズ蒐集家

フレドリック・ブラウンの最後の未訳長編ミステリが翻訳された。これで記憶にある範囲では未読の長編は『Bガール』だけとなったわけだが、ブラウンの長編ミステリを全て記憶しているのかというと怪しい部分もある。それはさておき『アンブローズ蒐集家』はエ...
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極東セレナーデ

フリースタイル社が小林信彦コレクションというシリーズを出し始めた。この本はその第一弾である。小林信彦というと僕の場合は『地獄の読書録』が最初の出会いで、だから小説家としてではなく評論家もしくはエッセイストとしてのイメージが強い。その後『紳士...
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トラウマ日曜洋画劇場

どういうわけなのかわからないけれどもAmazonのおすすめリストの中にこの本が入っていた。怖いものというのは苦手なのだが、トラウマになりそうな話というのは嫌いではない。というのも、トラウマになりそうな話を聞いて実際にトラウマになることがある...
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AIの遺伝子 4巻

人間並みのAIが実現し、さらには人間並みの人工的な肉体も実現した未来。人間の能力を遥かに超えるものは感情を持たないAIとし、人間と同等の能力のAIは感情を持ちそして肉体も持つ。そして彼らをヒューマノイドを呼び、人間と共存した生活を送っている...
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