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川べりの道

南信長の『漫画の食卓』を読んで気になった本が鷺沢萠の「川べりの道」だった。それというのもこの「川べりの道」の設定が吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』の設定と類似していて、鷺沢萠がこの小説でデビューした時に問題となったという曰くがあったから...
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レジス・メサックの息詰まる世界

レジス・メサックの未読だった長編『窒息者の都市』をようやく読みおえた。今は無き、牧神社という出版社からレジス・メサック全集というかたちで出た全三巻のうちの一冊だ。これでようやく翻訳されたレジス・メサックの作品全てを読んだことになる。レジス・...
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ムーミンのいる国、ムーミンがいた国

2005年に翻訳されたスティーグ・ラーソンの<ミレニアム>シリーズが人気を博したあたりから北欧諸国を舞台としたミステリが翻訳されるようになった。もちろんそれ以前にも北欧諸国のミステリは、スウェーデンの作家ペール・ヴァールとマイ・シューヴァル...
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