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騙そうとする人々 三人目

日曜日の夕方、のんびりとしていると玄関のチャイムが鳴った。出てみると、そこには一人の男性が立っていて、コミュファ光のものですと、名刺を見せた。もちろん、名刺などどうにでもなるので、はっきり確認しようがしまいが、どうでもいいのでそれは無視して...
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ドラマと現実の違い

ドラマなどで描かれる精神科の診療というのは一回の受診時間がかなり長く、カウンセリング的なことまで行なっていることがたまにある。僕自身も実際に妻の精神科の受診に付き添い、実際の診療を体験をするまで、いや体験してしばらくのあいだはそういうことが...
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夢のなかの死

夢の中で、いま自分は夢を見ているのだと自覚をしたことがある人とはどのくらいいるのだろうか。あいにくと僕はそういう夢を見たことがない。夢のなかではそれは僕にとって真実であり、たとえそれが現実にはありえないような出来事だったり現実には存在しない...
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来月の気になる本

文春文庫『静かな炎天』若竹七海文春文庫『小さな異邦人』連城三紀彦実業之日本社文庫『顔のない肖像画』連城三紀彦幻冬舎文庫『土漠の花』月村了衛幻冬舎文庫『ギフテッド』山田宗樹扶桑社ミステリー『ハイキャッスル屋敷の死』レオ・ブルース新潮文庫nex...
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日々のつぶやき

○月○日リアル脱出ゲーム。人生という迷路からなかなか脱出できねぇ……○月X日この歳になって初めて自分の長所が短所でもあったことに気がついた。○月※日難しいことならやる気が出るが、めんどうなことはやる気がでない。○月□日一日中、パソコンの画面...
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バーチャルハルシネーション

統合失調症というものを理解しようとするのは難しいということが以前にも書いた。それは関わりあいを持っていない人に対してだけではなく、関わりあい常に日常生活をともにしている家族であってもそうだ。妻が発症し始めたころ、頭のなかを覗かれているという...
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ジェットストリーム

ジェットストリームというと僕の年代だと城達也のラジオ番組が頭に浮かぶのだが、最近はジェットストリームというとボールペンが頭に浮かぶ人が多いようだ。まあ中にはジェットストリーム・アタックという言葉を連想する人もいるだろうけれども、それはさてお...
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絶滅危惧種

この世から全ていなくなってしまったというわけではないのだが、少なくとも僕の住んでいる地域ではいつからか野良犬というものを見かけなくなってしまった。野良猫、いやひょっとしたら殆どの場合は飼猫なのかもしれないが、猫に関していえば気ままに一匹で歩...
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来月の気になる本

立東舎文庫『手塚治虫小説集成』手塚治虫双葉文庫『夏休みの拡大図』小島達矢扶桑社ミステリー『ハイキャッスル屋敷の死』レオ・ブルース扶桑社ミステリー『拾った女』チャールズ・ウィルフォード文春文庫『問いのない答え』長嶋 有新潮文庫『残夢の骸 満州...
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日々のつぶやき

○月○日2005年に空前の脳トレブームが起こったけれども、それ以降も日本人の学力は低下しているのはどういうことなんだろうか。○月X日浜松市の初代福市長はウナギイヌで、ウナギイヌをクビにして家康くんを福市長にしたかと思ったら今度はうなぎのちょ...
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