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切羽詰まってきました

少しずつ容態が悪くなっていた妻なのだが、家に帰ってくるなり明日は病院に行くからそのまま入院になると言い出した。あれほど行くのを嫌がっていた病院に、自発的に行くと言い出して時点ですでにおかしいと感じた。そもそも今の通院している病院は入院施設の...
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来月の気になる本

小学館『漫画家本vol.9 細野不二彦本』新潮文庫『やぶれかぶれ青春記・万博奮闘記』小松左京集英社文庫『泥棒はスプーンを数える』ローレンス・ブロック東京創元SF文庫『動乱星系』アン・レッキー河出文庫『この世界が消えたあとの 科学文明のつくり...
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カメムシ

夜になると、家の通りを挟んだ反対側にある蛍光看板にカメムシがたかっている。なので、窓を開けっ放しにしているとたまにカメムシが家に入り込んで来ることがある。緑色をしたその姿に妻は、カナブンが入ってきたと少し嬉しそうに言うのだが、実際はカメムシ...
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今月の気になる本

文春文庫『錆びた滑車』若竹七海文春文庫『片桐大三郎とXYZの悲劇』倉知淳ハーパーBOOKS『悪の猿』J.D. バーカー竹書房『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード新潮文庫『工場』小山田浩子東京創元文庫『王とサーカス』米澤穂信...
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孵化

我が家はそこそこ田舎なので、窓や扉を開けっ放しにしているわけではないが家のなかにいろいろな虫が入り込んでくる。だからといって慣れるわけでもなく、天井から10cmくらいのムカデがポトリと落ちてきたりするとびっくりする。これがヤスデならばまだ可...
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来月の気になる本

竹書房『竜のグリオールに絵を描いた男』ルーシャス・シェパード文春文庫『錆びた滑車』若竹七海文春文庫『片桐大三郎とXYZの悲劇』倉知淳新潮文庫『その姿の消し方』堀江敏幸東京創元社『トリフィド時代【新訳版】』ジョン・ウィンダム東京創元社『世界推...
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18禁

18禁というものがある。18歳未満は禁止というものだ。ということなので19歳ならばこの制限にはかからない。僕の知っている範囲において、この18禁の制限がかかるものは「見る」という行為においてだけだ。五感の中でいえば視覚にあたる。では他の感覚...
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男たちの知らない世界

ここ数年、僕がよく読んでいる女性作家というと、桜木紫乃、柚木麻子、宮下奈都の三人だ。桜木紫乃以外の作家は必ず読むというわけではないけれども、そもそも僕はあまり作家買いというものをしないので、出た本は必ず買っている桜木紫乃の方が例外中の例外で...
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来月の気になる本

創元SF文庫『プロジェクト:シャーロック 年刊日本SF傑作選』大森望・日下三蔵編創元推理文庫『六花の印』連城三紀彦創元推理文庫『ねじまき片想い』柚木麻子創元推理文庫『悪女イヴ』ジェイムズ・ハドリー・チェイス創元SF文庫『巨神覚醒(上下)』シ...
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ニューヨーク1997

マニアックで個性的な映画を撮る監督が好きだ。ジョン・カーペンター監督もその一人で、久しぶりに『ニューヨーク1997』を見かえした。カーペンター監督というとこの作品と『遊星からの物体X』がおそらくは一番有名な作品なのではないかと思う。映画とし...
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