Byroad Of The Alpha Ralpha Boulevard I Loiter
道草するアルファ・ラルファ大通りの脇道________________[四月前半]
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2000/04/15 (土)
 

 次の仕事のシステム仕様をまとめていたら、当面は必要ないけど考慮しておかないと後々困ったことになる機能を実装するだけでも、納期に間に合わないことを実感してしまい途方に暮れる。

 こういう知識は誰かに任せておきたいのだけど、近い将来身につけておかないと自分がものすごく困ったことになりそうな予感がビシバシとするので「クラッカー迎撃完全ガイド」 Anonymos著を購入。ペンネームと考えればAnonymosでも納得がいけるんだけどもう少し何とかならなかったのか著者名。4980円とそれなりの値段だけれど、「そんなこととは知らなかったけれどちゃんとやってたじゃないか>俺」と言うような部分もあって安心料としてみれば安い買い物だった。

 「スターログ」 4号も見つけたので購入。比較的派手な表紙の割に、旧「スターログ」に比べて、並べて置いてあっても見つけにくいような気がするのは自分だけ?
 今回は「ミッション・トゥ・マース」(カタカナで書くと何だか変だ)と「ティム・バートン」の特集。ブライアン・デ・パルマがSF映画をってことで不安と期待が半々。
 明るいティム・バートンは嫌いです。って大きなお世話か。作風が変化していくのはしかたないことだけど、「バットマン・リターンズ」のようなダークなものを後2,3本は撮って欲しいってのがファンとしての気持ちだったりもする。
 公開予定の中では「Galaxy Quest」が面白そうで、サーミアンという宇宙人達が何とも言えない良い味を出している。しかし誌名は一緒でも旧「スターログ」とは別物と思わなければいけないのは判っていることだけど、旧「スターログ」はモノクロページも面白かったのに、新「スターログ」はモノクロページになったとたんにつまらなくなっているみたいで、いつも後半から読んでいるのだけど、どうでもいいか。

2000/04/14 (金)
 

 何というか、予期してなかった事が起こるから吃驚するのであって、いつの間にかこのページがSF系日記更新時刻に登録されていて、しっかり更新時間のチェックをされていたのを知って吃驚してしまいました。このSF系日記更新時刻は、たまに利用していたのだけれど、自分のページがここに載るなどとは思ったこともなく、利用させて貰っているだけの一方通行の世界だと思っていたから、やけに見慣れた文字を見かけて吃驚。思わず声が出てしまいました。
 しかし、自分のこのページ、あくまで日記のようなものであり、SFは大好きだけどあまりSFに関した話題を書いているわけでもないので、こんなページでもいいんですか、と思ってしまいます。あ、でも「SF」ではなく「SF系」だから別にいいのか。
 「SF」の世界に入れて貰えただけでもうれしいです。ってやけに口調が丁寧になってしまっています。今回は。

 今日の購入本
 「半熟マルカ魔法修行!」 ディリア・マーシャル・ターナー
 科学の変わりに魔法が発達した世界、魔力で飛ぶ宇宙船が登場したりして、この手のものだとポール・アンダースンの「大魔王作戦」が有名だけど、自分にとってこの設定っていうのは琴線に触れてしまうみたいで、ほぼ無条件に飛びついてしまうのだ。
 「銀河戦国群雄伝ライ」 23巻 真鍋 譲治
 この人の漫画って殆どの場合、主人公以外みんな死んで終わりのパターンなんだけど、今回もやっぱり?そろそろ終わりが近いのか、この巻でも主役クラスが死んでます。脇役も死んでるけど…。

2000/04/13 (木)
 

 気が付けば2日更新していなかった。別に風邪で倒れていたとか言うわけじゃなく、単に仕事で忙しかっただけなのだが、じゃあ更新できた今日は忙しくないのかというと全然忙しいままである。

 色々と新刊が出ていると言う情報を耳にするというか目にするんだけど、何しろ書店に行く暇もないのでストレスが溜まる一方である。「猫の地球儀 幽の章」 秋山 瑞人 も買ったはいいものの全然読む時間がない。かといって活字を全然目にしていないかというとそうでもなく、読んでいるのは「HTTPプロトコル詳説」など仕事関係のものばかり。「小説」と「詳説」じゃ、大違いって、別にねらったわけじゃなく偶然っす。

 どうせ終わるまで何もしなくて良いのだからとNetscape Navigator 6 PR1のインストールをしてみる。もう少しきびきびした動作を期待していたのだけれどPR1の段階じゃこの程度か、と言うのが素直な感想だけど、自分だけかもしれないが、少なくとも期待感はあって、バージョン2や3のベータ版を追いかけていたあのころを思い出す。って何だか年寄り臭いっす。次はBeOSだ。

2000/04/10 (月)
 

 風邪ひいた上に虫歯が痛み出して、体調崩してもう最悪。

 歯が痛むので飯を食うのにも一苦労なのだが、食欲がないのであまり食べなくても済むのが、ありがたいというか怪我の功名というのか。こんなことでありがたがってどうする>俺

 Netscape Navigator 6 PR1のダウンロードがいつのまにか始まっていて、4時間ほどかかってダウンロードしてインストールしたって話を聞くと、負けてなるものかって思ったりもするんだけど、ちょっと気力無し。
 でも久しぶりに訪れたNetscape社のサイトは昔とがらりと雰囲気が変わってしまっていてNetscape Navigator 6 PR1のダウンロード自体も小さな扱いでしかなく、時代の流れをしみじみと感じさせるものである。

2000/04/08 (土)
 

 「ボーンコレクター」がもうじき公開される。リンカーン・ライム役にデンゼル・ワシントンとは…

 昨日乗ったタクシーがハイブリッドカーだった。「エネルギーモニター」なるものが付いていて、かなり頻繁にエンジンとモーターの切り替えが行われているのが良くわかって、面白かった。が、エンジン音がまったく聞こえないというのは結構不気味で、いくら燃費が良くても自分で運転してみたいと思う気にはなれない。

 今日の購入本

 「ピアノの森」 4巻 一色まこと
 カイは自分のピアノを弾く方法を見つけることができないまま、ピアノコンクールが始まる。4巻では演奏シーンは殆ど無いのだけど、「ピアノの森」では主に五線譜を描くことで音を処理している。絵で音を表現するのは難しい。過去に福山庸治が「マドモアゼル・モーツァルト」でそれをやってのけたのだけど、それでも漫画という連続したコマ割の中でのことだったのだから、たった一枚の絵で音を感じさせることは困難な作業だと思う。

2000/04/06 (木)
 

 木曜日である。
 今週は打ち合わせばかりだったせいで、あっというまに一週間が過ぎようとしている。打ち合わせ自体は中身の充実したものであったとしても、終わった後で手元に残るのは資料の束と、他人が見れば落書きにしか見えないメモの束だけなので、形として残るものが何もない。何もないから打ち合わせだけで一日が終わってしまうと、一日何も出来なかったと、あせってくる。
 こういう時、一人で仕事をこなしているのではなく、複数の人たちと一緒に仕事をしていると、精神的に楽になるのである。やはり一人で出来ることには限界がある。困難な状況でも、複数の人間が知恵を出し合えば、何らかの解決策が見えてきて、不可能と思われたことが、しだいに可能へとシフトしていく。その過程というのが心地よかったりするのだ。その瞬間を味わいたいが為に、無理難題に首を突っ込みたがるのは自分の悪い癖で、たまに思いっきり後悔するんだけどね。
2000/04/05 (水)
 

 笑い話二題

 一瞬、エイプリルフールのジョークだと思ってしまったが、本当の話のようである宇宙飛行士もさぞかし困ったことだろう。
 当事者にとっては笑い話では済まない問題なのは判るんだけど、この記事の中のエンデバーからの第一声が何とも言えず、いい味を醸し出しているというかなんというか。音声ファイルをさっそくダウンロードして聞いてしまった。

 その前の関連した投稿をいくつか読まないと、面白さが判らないのだが久々に大爆笑して、しばらく笑いが止まらなかったのがこれ冬樹さんへ
 無料でプロの作家のこんな面白い文章が読めてしまっても良いんだろうかと思ってしまうのである。

2000/04/03 (月)
 

 この間Vectorに登録したばかりの自作ソフトに、雑誌収録の許可願いのメールが来た。ソフト自体は3年前から自分の所で公開し続けていたし、今回のバージョンアップも単なるバグ修正で、新しく追加した機能など何もない。Vectorのサイトで公開されたとたんにこれである。ありがたい話ではあるものの、ギャップの激しさというか、とてつもない力の差を見せつけられたというか…つくづくVectorと言うサイトは凄いものだと思う。

 和解するのかと思っていたマイクロソフトと米司法省は交渉決裂してしまったようである。マイクロソフトは嫌いだけど、それって結局、SUNやAppleみたいに面白みがないからなんだよね。もうちょっと面白みのある会社だったら多少バグがあろうが許せるんだけど。何をしても嫌われ者の道しか歩けないというのは少しだけ同情するのだ。

2000/04/02 (日)
 

 僕の住んでいる町は田舎ではあるものの、山に囲まれて孤立しているわけではなく、道を歩いていればいつの間にかそこは隣り町であり、年々、空き地や田畑は減り変わりに建物が建ち並ぶ町である。
 それだからというわけでもないだろうけど、近所付き合いが盛んかというとそうでもなく、「それじゃいけないから積極的に交流を深めていこうね」という意志を持たないでいると、いつの間にか近所付き合いが無くなってしまうような状態でもある。いろいろと町内の娯楽行事はあり、他の町の人にそれを話すとうらやましがられたりするわけだが、参加は半ば義務的でもあり大体いつも同じ顔触れの人間しか参加していないのだ。
 集まりがあればいつも話題に上るのは、人が集まらないということだけど、参加人数は大体いつも一定数なのでそれ程気にしなくてもいいんじゃ無いかって言う気もする。しかし、集めるための呼びかけをしているからそれなりの人数が集まっているというのも事実なんだけど…
 世の中娯楽は沢山あるわけで、そういうものに対して、素人の考えた時間も手間もかけない娯楽が太刀打ち出来るわけがないというのはみんな判っているんだろうね、やっぱり。

 今日の購入本

 「ロボットにつけるくすり」 星野 力
 プログラミングに携わっているからといって人工知能とかいったコンピュータサイエンスに詳しいかというとそうでもなく、大抵は一般の人たちと同じ程度に知識か、それ以下だったりもする。そんなわけで与太話として「コンピュータは感情を持つか」といった話をするのは楽しいけれど、たまに間違った知識と間違った条件設定で真剣に話しかけられたりすると、どう答えてあげればいいのか困ってしまうのである。

 「超クソゲー2」 箭本 新一、多根 清史、阿部 広樹
 こういうの結構好きです。

 「ニューはまり道」 吉田 戦車
 いしいひさいちは新しい4コマ漫画の世界を作り上げた。吉田戦車は4コマ漫画の世界を蹂躙してペンペン草一本生えなくしてしまったということを昔誰かが言っていたが、その通りだと思う。しかし、よく任天堂があの「おやじマリオ」に「マリオ」と名乗らせていることを許しているものだ。そこが任天堂の凄いところと言えば凄いところでもあるが。

2000/04/01 (土)
 

 あははは、失敗しました今日はエイプリルフール。

 こんなことなら今日の日記は日記ジェネレータを使えば良かったと思いっきり後悔。2000/03/28なんて中途半端な日に使うんじゃなかったっす。

 昨日というか正確には今日なんだけど、仕事をしながらいつの間にか爆睡。メールの受信音で目が覚めた時には3時半。卓袱台の上にパソコンを置いて、座椅子はあるものの殆ど寝そべって仕事をしているのが、うっかり寝てしまう大きな理由だったりもするんだが…
 メールが来なかったらそのまま明け方まで寝ていたかもしれない。メールがあって良かった良かった。

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