上の「四月後半」のリンク先が間違っていて「四月前半」に繋がってました。全然気が付かなかったっす。 全然気にしていなかったけれど、「I Love You」というコンピュータウイルスが猛威を振るっているらしい。電子メールを経由して広まるタイプだったので、前回の「Melissa」の教訓も生かされているだろうし、大した被害は無いだろうと思っていたけどあまかったみたい。そもそもメールソフトに、VBスクリプトの実行出来る機能が付いていてもしょうがないと思うんだけど、便利さを得るために安全性を失うという、トレードオフをする人が多いのも仕方ないのかもしれない。
ウイルスが広まって、大騒動になると決まって、「知らない人からのメールは見ずに削除しろ」ということが書かれまくるのだけど、そんなこと机上の論理であって、実際に知らない人から来たメールを開かず削除する事なんて、簡単に出来ることではないし、知り合いのメールなら安心かと言えばそうでもなかったりする。特に仕事でメールを使っていたりすると、お客さんから来たメールが感染していたりすることもある。マイクロソフト製のメールソフトを使わないのが一番楽で安心できることだけど、アレを使っている人は便利だから使ってるのか?
「最高の悪運」 ドナルド・E・ウェストレイク 読了
昨日、スタン・マーチがなかなか登場しないって書いたら、その数ページ後に登場。もちろんビールに塩。
今回はシリーズ1作目「ホット・ロック」の変奏曲といったところだろうか。しかし総勢20人のメンバーでチームを組んでの奪還戦な為、全体的に力任せなところが少し残念、ドートマンダーは「不運な泥棒」ではなく「天才的だけど不運な泥棒」なんだから。
これだけのメンバーが集まれば不可能なことなど何もないような気もしてくるし、特にタイニー・バルチャーが一人いれば力任せな部分は事が足りてしまう。後半タイニーが活躍というかタイニーが登場すればこうなってしまうのは仕方がないところか。
これでドートマンダーシリーズは7、8作目とまだ出版されていない10作目を残すところとなったわけで、やはり結構翻訳されているんだよなぁ。