Byroad Of The Alpha Ralpha Boulevard I Loiter
道草するアルファ・ラルファ大通りの脇道________________[六月前半]
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2000/06/15 (木)
 

 今日は久々の晴天。気分も晴れやかと言いたいところだけど、睡眠不足で眠い上に、歯が痛み出す。そろそろ歯医者に行って治療をしないといけないのだけどなかなか時間がとれない。

 本日の購入本

 「ディプロトドンティア・マクロプス」我孫子 武丸
 「天使猫のいる部屋」薄井 ゆうじ
 「マチルダ」ポール・ギャリコ

 我孫子 武丸とポール・ギャリコの本が同じ時期に文庫で出版されたのはやはり偶然じゃないんだろうなぁ。偶然だったら凄いことだったけど…
 どちらを先に読むか悩むところだけど、まぁどっちを先に読もうがあまり影響はないか。
 「ガラスの麒麟」と「群衆の悪魔・デュパン第四の事件」も出ていたけど、「ガラスの麒麟」は単行本で持っているのであとがきだけ立ち読みして終わり。「群衆の悪魔・デュパン第四の事件」の方は厚かったのでパス。単行本で見かけた時はそれほどでもなかったのだけど文庫にするとやっぱり厚くなる。あまり長い話を読むだけの体力がないので後回しにしよう、ってそういう風にしていると、読みたくなったときには手に入らなくって後で後悔するんだよなぁ。
 ディックの「シビュラの目」もでていたけど、あまりディックと言う気分じゃないのでこれも今回は見送り。多分未読のものばかりだと思うけど…
 後になってB・フロンジーニも出ていたのに気づくが買うかどうかはまだ判らない。

 夜、町内の祭りの関係で、毎年恒例の花火の講習を受ける。僕の住んでいる町の祭りは、自分たちで打ち上げ花火を揚げるので、そのために打ち上げをする人は花火の打ち上げに関する講習を受けないといけないのだ。
 講習と言ってもビデオを見て、その後説明を受けるだけなのだけど、このビデオ、信じがたいかもしれないが、一昨年までは8ミリフィルムだったのだ。去年になってビデオに切り替わったのだけど内容に変化はなく、毎年毎年同じ事の繰り返しなのでいい加減飽きも来る。ビデオになってから見るときに室内の電気を消して暗くしなくなったので寝るわけにはいかないのがつらいとこだけど、20分くらいだから我慢しろって>オレ。
 いつもなら1時間くらいかかるのだけど、どういうわけか30分くらいであっさりと講習は終わってしまったが、その後祭りの時の役割分担を決めるのにものすごく時間がかかる。とにかく祭りに参加する若い人間が少ない上に、花火を打ち上げた事のある経験者が少なくなってきている。何とかしろって言われてもむずかしいよなぁ。

 家に帰ってから鏡を見ると、右の頬がふっくらと腫れているのが判る。明日は打ち合わせが入っているので歯医者に行くわけにもいかないのだ。

 I-Modeでこのページを見ると、それなりに見る事が出来たのに驚く。分量が多いので全部表示しきれないけど、わざわざI-Modeで見る人間もいないか。

2000/06/14 (水)
 

 殆ど一日中、トラブルの対応に追われる。一つ解決させると別のトラブルが発生してその繰り返し。トラブルの無限地獄に陥ったかのようだった。自分の作ったシステムであれば、ある程度発生源のあたりはつくのだけど、他人の作ったものだとなかなかそういうわけにはいかないので、プログラムソースを追いかけ、データを調べて少しずつ怪しそうな部分を特定していくしかない。
 何とか解決させるが、どっと疲れが残る。

 「喜劇人に花束を」読了。
 植木 等、藤山 寛美、伊藤 四朗の三人について書かれたものだけど所々、渥美 清が登場する。それを思うと「おかしな男 渥美 清」はいつか必ず書かれる物だったのかもしれない。

 DMが多いと書いたとたん、送られてくる数が急に減ったのだけど、それでも一日に一通は来る。どれも芸の無いつまらない物ばかりなのでそのまま削除。

2000/06/13 (火)
 

 梅雨入り宣言がされただけあって、先週末から毎日雨が降り続いている。しかし、室内で仕事をしているから雨が降ろうが関係ないと言えば関係ないし、憂鬱な気分になるような繊細な神経も持ち合わせていないので、いいといえばいいのだけど…
 とここまで書いたところでエディターが異常終了してしまった。もちろんセーブなんてしていない。同じ文章を2回続けて書かなければいけないのはイヤなものである。

 昼飯を食いに出かけたついでに、都筑 道夫の「最長不当距離」が出ているはずなのを思い出し、書店に寄ってみるけれど見あたらなかった。前回の「七十五羽の烏」の時もそうだったけれど、地方に住んでいるとマイナーぎみな本が手に入りづらいのが難点。とはいうものの「最長不当距離」は読んだことはあるし、どうしても読みたいというわけでもない。ただ、ちょっと読み直してみたいけど段ボールの箱の中から探し出すのが面倒なだけだったりする。そんなめんどくさがり屋だから本が増え続けていくのである。

本日の購入本
 「喜劇人に花束を」小林 信彦
 「おかしな男 渥美 清」が面白かったせいもあって、たまたま見つけたので購入。夕飯を食いながら1/3程むさぼり読む。そのまま読み続けたいところだけど、飯を食い終えたらまた仕事を続けないといけないし、食べている場所も仕事場というのが辛いところ。
 うーん、こういう世界から足を洗いたいが為に前の会社を辞めたのに、気が付けば同じような仕事をしている。こういうのは自分だけかと思いきや、昔同じような事を呟いていた人がいたことを思い出す。

2000/06/12 (月)
 

 朝、目が覚めると母がぎっくり腰になっていた。
 なったことのない人には判らないだろうけれど、あの痛みというのは耐え難い物がある。というか、痛いを通り越して顔が笑った表情になってしまうから始末に負えない。2度と経験したくない痛みを三つ上げろと言われたら2番目くらいに位置付く痛みなんだけど、改めて考えてみると、2度と経験したくない痛みって結構あったりするなぁ。

 ここ最近、自分の管理しているサイト宛にDMがよく来るようになったのだけど、メールの題名だけでDMと判断出来るのはまだ良い方で、判断できないものは本文を読まないといけないので始末に負えない。
 DMやスパムが無くならないのはそれなりにというか、しっかりと効果があるからだとしか考えられないわけで、それを思うとげんなりしてしまうのだけど、地道に対処していくしかないので困ったものである。まぁ、DMだけが悩みの種だけじゃなくって、中には、

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 欠落エクスポート
SHLL32DLLファイルは欠落エクスポート
SHWAPIDLL:SHRegGegGetUSValueAに
りんくされています
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 こんなメールも来ることがある…
 何を言いたいのかさっぱり判らないし、多分メールを書いた本人もよく分っていないのだろう。

 しばらく前に、コンビニの駐車場に車を止めたとたん、出ていこうとした隣の車にいきなりぶつけられた。ぶつけられたと言っても、申し訳程度に塗装に傷が付いた程度で、どうって事もないものだったけれど、やっかいだったのは、相手が何回か仕事で顔を合わしたことのある知り合いだったということだった。半年ほど会っていなかったので、自分も相手も、どこかで会った事のあるような気がする…と事故を起こしたことなどそっちのけで、何とか思い出そうと必死になっていたのだから実に馬鹿馬鹿しい話である。

2000/06/11 (日)
 

 少しは仕事の方も落ち着いたような気が…する。
いや、実際はまだ全然落ち着いていないのだけれど、とりあえずシステムが立ち上がって稼働して、何とか順調である。まぁ、こなしてもこなしても、次から次へと完了させた分を上回る作業が追加されるようなことはなくなったので良かった良かった。といっても、嵐の前の静けさかもしれないが。

 買ったまま全然読む暇の無かった本も少しは読む余裕ができて集中的にむさぼり読む。

 「おかしな男 渥美清」を読了。

 「殺竜事件」上遠野 浩平
 ミステリーとして見た場合、少し物足りないのだけど、異世界ファンタジーとして見た場合、ジャック・ヴァンス風の香りがして結構楽しめた。でも改めてジャック・ヴァンスの偉大さを実感する。

 「ONE&ONLY」5巻 山田貴敏
 出るのが早いと思ったら、この巻で最終回だった。手際よくまとまった話である。

 「スカートさん」 吉田 戦車
 面白いんだけど、以前の破壊力がなくなっているんだよなぁ。でも、次々と過去の作品が復刊される予定になっていて、そんなに人気があるのか?

 「20世紀少年」 2巻 浦沢 直樹
 タイトルだけは琴線に触れるんだけど、面白くなるのか、失速してつまらなくなるのかまだ判らない。ようやく主人公が動き出す気配がするところだけれど、動かない方が面白くなりそうだったり。でもそれじゃ話が進まないか。

 「月の裏側」 恩田 陸
 ようやく書店で見つけて購入。

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