Byroad Of The Alpha Ralpha Boulevard I Loiter
道草するアルファ・ラルファ大通りの脇道________________[七月後半]
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2000/07/31 (月)
 

 ネット上のどこだったかは忘れてしまったのだけれど、しばらく前に、復刊されるという噂を目にしたが、それからしばらく何の情報もなかったので噂は噂でしかなかったようだったらしいと思っていたら、やっぱり噂は本当で復刊されるようで、いつ復刊されるのだろうかと思いながら書店の新刊コーナーを眺めていたら、平積みになってありました。「パヴァーヌ」

 周りの本は5、6冊の山になっていたけれど「パヴァーヌ」はその間に埋もれるかのように2冊だけしかなく、まぁ、最初から2冊しか置かれていなかったという可能性もなきにしもあらずだが、自分以外にも買っていった人がいるかと思うと少しだけうれしくなる。
 サンリオ文庫で出版されたが故に、幻の名作などと言われ続けてきたが、サンリオ文庫版を持っているので僕にとっては幻の名作ではなかったりもする。じゃあなんで今回買ってしまったかというと、事もあろうか積読のままどこかに埋もれてしまって探し出せない状態だったからで、こう書いてしまうと、思いっきり罰当たりなことをしているような気分に襲われる。そして今度は積読のままで終わらせないようにしようと堅く心に誓うのであった。
 

2000/07/30 (日)
 

 「ピニェルの振り子」 野尻 抱介
 それ程苦労しなくても購入できると思っていたら、なかなかうっている店がなかった。結局3件目の書店で見つけて購入。

 「トライガン・マキシマム」 4巻 内藤 泰弘
 GUNG-HO-GUNSとの戦いも折り返し地点を回る。一見しただけではどんな姿をしているのかよく判らなかったガントレッドがようやく登場する。ヴァッシュに深い恨みを抱いているようだが何故にあのような姿になったのか気になるところでもある。そしてヴァッシュとナイブスの正体が語られる。
雑誌が廃刊にならずに「トライガン」のままストーリーが進んでいったらこういう展開にはならなかったのかもしれないとふと思う。

 「シリウスの痕」 2巻 高田 慎一郎
 7日間というタイムリミットが1巻ではあまり話に関わっていなくて緊迫感がないなぁと思っていたら2巻ではあっさりとその部分がクリアされてしまい、結局はそれ程重要性のない設定だったのだろう。唐突に第一部完、第二部開始って気がしないでもないけれど話がすっきりとしてきたことも確かである。
 

2000/07/28 (金)
 

 朝思いっきり寝坊する。目が覚めたときには、普段なら家を出ていなければいけない時間だった。こういう時に限って道が渋滞していたり駐車場が混雑していたりして、20分程いつもより遅れるけれど、その時間でも開発グループのメンバーはあまり出社してきていない。
 誰もいないと何かトラブルがあったときに自分が対応しなければいけないのだけれど、正社員よりも契約社員の方が社内の細々した部分について詳しいってのはやっぱり問題があるよなぁ。
 朝からいきなりペースを崩してしまったおかげで仕事があまりはかどらない…というのは言い訳か、やっぱり。

仕事柄良く調べ物をするのに検索エンジンを利用しているのだけれど、ブックマークに登録して置いて選ぶよりURLを打ち込んだ方が手っ取り早いので、www.goo.ne.jpなどと入力しているのだけれど、今日は寝ぼけていたせいか、www.goo.co.jpと入力してしまった。次々と表示されるウインドウ。一瞬何が起こったのかよく判らなかったのだけれど、まぁ周りに誰もいないときで助かった。おかげでちょっとだけ目が覚める。

 「ここだけのふたり!!」 8巻 森下 ひろみ
 ぼのぼのと違ってこちらの方は新キャラクターが良く登場する。
 

2000/07/27 (木)
 

 弁当を買いに行くついでに本を買って帰ると、というよりも本を買いに行くついでに、弁当を買いに行くと書いた方が正しいような気もするけど、「この間買った本はもう読んじゃったんですか」と聞かれる。むろん読む時間などあるわけがないので積読状態である。そう答えると不思議そうな顔をするのだけれど、うまく説明できないし、説明出来たとしても理解して貰うのは難しい。そこに面白そうな本があるから買ってしまうのだ。

 「永遠の森 博物館惑星」 菅 浩江
 ダニエル・キイスが推薦文を書いているのも凄いのだけれど、「美しいと思う心はどこにあるんだろう」という帯の言葉の方が、ずしりと心に響く。一冊にまとめられるまで、SFマガジンに掲載されていても読まなかった甲斐があるかどうかは読んでみるまで判らないのだけれど、多分期待が裏切られることはないだろう。

 「のら犬ローヴァー町を行く」 マイクル・Z・リューイン
 犬派か猫派かと聞かれれば、猫派と答えるのでけれど、犬だって嫌いじゃない。うちで飼っている犬と遊んでいるときなど、猫派に憧れているだけで実際の所、犬派なのかもしれないなぁと思うときがある。

 「ぼのぼの」 19巻 いがらしみきお
 いったいいつまで続くのだろう。この漫画は。これだけ続きながらも、殆ど新キャラクターが登場せず、大半はいつものメンバーで話が進んでいる所が凄い。
 

2000/07/26 (水)
 

 UNIXのプログラムは環境がうまく作れず、四苦八苦。さすがにちょっと焦り始める。

 うーん、それ以外は特に何もない一日だった。むろん、何もない一日だったからといって、平穏無事な一日だったわけではない。
 

2000/07/25 (火)
 

 ブラウザーのキャッシュにも残っていなかったので、やっぱり18日から22日までの日記は消失。
 7時頃にふと目が冷めると、外は台風が来たかのような激しい風と雨。午後から出社する予定だったので、それまでに止めばいいなと思いながら再びまどろむ。
 出社するときには雨も風も止んでいたので気分良く出社する。

 「SFマガジン 9月号」ではハリイ・ハリスンの短編が載っている。この人も翻訳がされなくなって久しい。「ステンレス・スチール・ラット」が映画化されるみたいなのだけれど、まぁ、映画の方はどうでもいいけれど、6作目以降が翻訳されればいいなぁ。

 急遽、UNIXのプログラムを作らないといけなくなる。割り込みの仕事を入れることが出来るほど余裕があるわけじゃ無いのだけれど、他に出来る人間がいないと言われてしまうと、やらなくてはいけない所が辛いところ。ここのところWindowsばかり使っていたので、UNIXの方はすっかり忘れてしまっている。でも「こんな調子で大丈夫なのだろうか」とは思わない、いい加減な自分であった。
 

2000/07/23 (日)
 

 アップロードしてからしっかりと確認しなかった自分が悪いのだけれど、18日から22日までの日記が消滅。
 うーん、昨日は真っ白なページを表示させたままだった。会社のブラウザーのキャッシュが残っていれば20日までくらいならばサルベージできるのだけれど、昨日の分はどうしようもないっす。まぁ消えたところで大したことは書いていないのだけど。
 
2000/07/17 (月)
 

 相も変わらず月曜日から忙しい。別に忙しいのは構わないのだけれど、せめて午後あたりから忙しくなって貰いたいものである。

 会社の引っ越し先は街の中心部なので、飲み屋が多いわりに、飯が食える場所が少ないのでいろいろと不便である。おまけに駐車場は歩いて1分もかからない場所にあるけれど、立体駐車場なので出し入れがものすごく面倒。でもそのうち慣れるかもしれない。
 やっぱりこういう場所は生活する場所じゃ無いよなぁと思ったりするけど、そういう場所でも生活している人たちはいるわけで、単なる田舎ものだけかも…

 「亜智一郎の恐慌」 読了
 「亜愛一郎シリーズ」の様なものを期待しているとはずれる。亜愛一郎のご先祖の話しでなかったら取るに足らない話かもしれないけれど…うーん、やっぱり取るに足らないかも。まぁボーナストラックと考えればいいか。
 

2000/07/16 (日)
 

 パソコンショップで何か面白いものはないかと物色していると、背後から「すいません」と声をかけられる。振り向くと全然知らない人だ。「パソコンを入れるバックはどこにありますか?」
 自分をショップの人だと思ったらしい。どう見ても店員とは思えない格好をしていたのだけれど、勘違いする人はどんなことをしても勘違いしてしまうのかもしれない。

 書店に寄り、「ネバーランド」 恩田 陸と「アクアリウム」須藤 真澄を購入。レジに持っていくと、店員がいつものごとく「カバーをお付けしますか」と聞いてくるので、これまたいつものごとく「いえ、いいです」と答える。もう一人の店員にお金を渡していると、カバーを付けるかどうか聞いてきた店員は、本にカバーを付ける作業をし始めていた…

 「虹北恭助の冒険」 読了。
 解決がちょっと反則じゃないかって気もするけれど、それは本格ミステリとして考えた場合であって、帯にも書かれているように、「新本格」ジュブナイルとしてみれば全然問題じゃないと思う。

 「ヘルボーイ 滅びの右手」 読了
 ヘルボーイJrはヘルボーイの子供の頃の話じゃないことが判明。「パンケーキ」の中の子供の頃のヘルボーイがヘルボーイJrと全然違っていて、こんな間違いをするとは考えられないと思っていたので一安心。そうなるとヘルボーイJrの話はヘルボーイJrだけでまとめられて本になるということか。たった2ページながらも「パンケーキ」の馬鹿らしさはいいよなぁ。馬鹿らしくって、それでいてエピソードのひとつとしてしっかり組み込まれているのだ。

「アクアリウム」須藤 真澄
 新声社版を持っているのだけれど、ついつい購入してしまう。誰が何と言おうと、これが須藤真澄の最高傑作だ。
 ただ一つ残念なのは、これ以降この路線の作品を描かなくなってしまったということだけである。それが一番の問題だったりするのだけれど。
 今回の秋田書店版はカラーページがカラーで収録されている反面、前回カラーだった口絵がモノクロになってしまっている。とはいえ今回の方が完全版に近いのだけれど、各話の扉のタイトルのデザインが変更されていて、個人的には前の方が良かった。
 

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