昔々、キティちゃんで有名なサンリオがサンリオSF文庫というものを出版していたことがありました。1978年のことです。当時、まぁ今もですが、SF小説をレーベルとして出版している会社というと早川書房と東京創元社の二つだけで、そもそもSF小説ってのは売れないジャンルというかマニアックなジャンルだったわけです。それじゃなんでサンリオがSFの出版に手を出したかというと、当時、「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」が公開されSFブームだったというのが理由らしいのです。実際にはSF映画ブームだったのですが。
事情はさておき、実際に出版されてみると、出版作品のラインナップというのが非常にマニアックでした。ただでさえマニアックなジャンルの、さらにマニアックな作品を出し続けたせいと、翻訳の質があまり良くなかったせいと、値段が高かったせいと、もろもろの理由が重なって、1987年にあえなく撤退、全て絶版となりました。
そこからがサンリオSF文庫の本領発揮。手に入らなくなれば欲しくなるのがマニアの性分。古書が異常な高値となりました。
「サンリオ、アニメ映画の制作再開・14年ぶり」というニュースを見て、SF出版も再開して欲しいと思って書いてしまいました。
サはサンリオのサ


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