若島 正編
異色作家短編集シリーズの一つとしてみると、どうも居座りが悪いような気がする。
十七巻までが五十年代・六十年代が中心の作品選択だったのに対して、この年代の作品だけではなく新しい作品も含まれていることがそう感じさせてしまうのだ。
自分にとっては異色作家という言葉そのものが単純に作風だけではなく、ある特定の時代と密接に結びついてしまっているからなのだろう。
まあそれはさておき、選ばれた個々の作品はそれぞれ面白く、ジャック・リッチーはジャック・リッチーらしい話だったし、エリスンはやっぱりエリスンで、もっとエリスンの小説を読みたくなってしまったよ。
ロバート・クーヴァーの話は、話としてはあまり好みではなかったけれども、おおこれは凄いと思わせられたし、アヴラム・デイヴィッドスンのステルハージィ博士物が読めるとは思ってもみませんでした。いや満足。
しかし一番気に入ったのは、ウィリアム・コツウィンクルの「象が列車に体当たり」。くだらなすぎて最高です。
十七巻までが五十年代・六十年代が中心の作品選択だったのに対して、この年代の作品だけではなく新しい作品も含まれていることがそう感じさせてしまうのだ。
自分にとっては異色作家という言葉そのものが単純に作風だけではなく、ある特定の時代と密接に結びついてしまっているからなのだろう。
まあそれはさておき、選ばれた個々の作品はそれぞれ面白く、ジャック・リッチーはジャック・リッチーらしい話だったし、エリスンはやっぱりエリスンで、もっとエリスンの小説を読みたくなってしまったよ。
ロバート・クーヴァーの話は、話としてはあまり好みではなかったけれども、おおこれは凄いと思わせられたし、アヴラム・デイヴィッドスンのステルハージィ博士物が読めるとは思ってもみませんでした。いや満足。
しかし一番気に入ったのは、ウィリアム・コツウィンクルの「象が列車に体当たり」。くだらなすぎて最高です。
コメント
先日購入して,ちょっとずつ読み始めているところです。
全部は読めておりませんが,期待したほどではなかったような。
ライバーもエリスンもディッシュも,わりとオーソドックスという感じがしましたねえ。
その中では,Takemanさんのとおり,コツウィンクルさんの作品?は,なかなかに破壊的で感銘いたしました。この人は何を言いたいんだろう。
スラディックもデイヴィッドスンも未読なので,期待しています。
ウィリアム・コツウィンクルは「おなら犬ウォルター」なんて話も書いているようなので、一筋縄ではいかない作家のようですね。
表題作であるディッシュ話がオーソドックスで物足りない感じになってしまったのも、コツウィンクルやラファティやスラデックの話の後だからという気もします。そういう意味では話の並び順で少し損をしているのかも。