巨神計画

突然ポッカリと空いた穴の奥底に巨大なロボットの手の部分が見つかる。
どうやらこのロボットは幾つかのパーツに分解され地球上に点在しているらしい。
いち早くその存在を見つけたアメリカ合衆国は、ひそかにこのロボットのパーツを探索し回収しようとする。そしてこのロボットは約六千年ほど昔に埋められたものらしいことが判る。いったい誰が、何の目的でこのロボットを埋めたのだ。
ということで、話の大半はこのロボットのパーツの回収にまつわる話で、一種のプロジェクト物だ。
こういう話が好きな僕にとっては読むのを楽しみにしていたのだが……
読み始めてみるとあまりワクワクしてこない。
というの全編インタビュー形式で、それはそれで読みやすいし面白いのだが、痒いところに手が届かないという感じで、僕が読みたいと思う部分にはあまり触れてくれない。
さらにはインタビュー形式といいながら、インタビューする人間は固定で、一人の人間が全編主導権を握って話を進める。さらにはこのインタビュアー、このロボットやプロジェクトに対してかなりのところまで知っているようで、なんだかあまりおもしろくないのだ。
とはいえども、余計な要素は殆ど無いのでテキパキと話は進む。それでいて三部作なのでこの巻だけでは謎は殆ど解き明かされないまま終わってしまう。そう、ちょうどいいところで終わってしまうのだ。
話が膨らむだけ膨らんだところで終わってしまっているので、続編が出てくれることを祈るしかない。

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