彗星王の陰謀/惑星タラスト救出せよ!
初めてキャプテン・フューチャーシリーズを読んだのは中学生の頃だったのですが、最初におもしろいやつから読んでいったせいか、水野良太郎の絵があまり好きではなかったせいか、だんだんと飽きてしまい、有名どころの作品を何作か読んでそれっきりになっていました。
それがまぁ、東京創元社から全集として出ることになったので、半分はやり残した宿題を片づけるような感覚で読んでいます。
どんなにおもしろい本でも読む時期を逃すとおもしろく読めなくなってしまうわけで、「恐怖の宇宙帝王」などの初期の作品はやっぱりそうでした。「太陽系7つの秘宝」や「時のロストワールド」でさえ今読むのはきつかったです。といってもこのあたりは、中学のころにわくわくしながら読んでいたので、今つまらなく感じても別に構わないわけですが…
で、「彗星王の陰謀/惑星タラスト救出せよ!」ですが、今まで未読で今回初めて読んだわけですが、全集の6巻目あたりにくるとある種の悟りが出てくるせいか、わりと楽しめました。
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