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隠しているというわけでもないけれど、あえて書くこともないと思っているので公表していなかったのだが、僕はてぃーだブログやはまぞうブログの、いわゆる中の人だ。
そのことを公表したからといって自分にとって何か得することがあるわけでもなく、また、このブログを見てくれた人が得するわけでもないので触れなかったし、ある程度自由に書くためにはそういうことから離れていたほうが書きやすかった……のだけれども、あえてこんなことを書いたのは今週末、10日、11日とはまぞう大感謝祭が開かれるからで、では今回の記事はそのことの宣伝なのかといわれれば、そういう面もなきにしもあらずなのだが、はまぞうブログの内側から見たはまぞう大感謝について少し書いてみたかったからだ。
今回のこのイベントは若手の社員が中心となってアイデアを出し、予定を組んで決めなければいけないことを決定し、自分たちだけで作り上げていった。まあ、事の発端は若手を中心にイベントを行なってみるという身も蓋もないところから来ているので、突然、このような大仕事を任される事になった彼らにしてみればいろいろな戸惑いや不安もあっただろう。
とくに、会社の中で発言力の乏しい若手の社員が、他の社員を仕切って会社としての行事を行うというのはなかなか思うように意見が言えなかったり、人が動いてくれないという部分もあって、もちろん、それは僕自身も過去にそういう経験をしたことがあるから彼らの苦労というのは事が始まる前から想像がついたのだが、その一方でそういう経験を積む事ができる機会というのは長い人生の中においてそう何度もあるわけでもなく、1年以上の長い準備期間の中で、良いことも悪いこともおそらく彼らにとっての良い経験となっていくだろうと思っていた。
僕個人も、ここまで大規模なイベントは行なったことはないけれども、小規模のものならばやったことがあるし、それは僕の中で良い経験として身になった部分もある。もちろん個人で先走りしすぎて周りの反感を買うだけで終わったこともあるけれども、そういった失敗も若いころに積む経験であれば必ずしも悪い事ではない。
というわけで、僕自身は時々でしゃばるだけで、今回のイベントの準備に何かをしたわけではない。だから今回のイベントに関していえば一番身近な場所で、彼らの努力を見ていた赤の他人という位置づけでもある。
スケジュールの段取りとか細かな部分を見ればいろいろと手際の悪い部分もあって、もちろん、こういったことを行うのは初めてのことなのでそれも無理はないが、この記事を書いている最中でもまだ彼らはバタバタしている。
ただ、そういったうまく行かなかったことを一番よく理解しているのは彼ら自身で、今回うまく出来なかったことは次への成功へと結びつくことができればいいのだと思う。
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ということで、若い彼らが自分たちの手で作りあげたイベントがいよいよ今週末に行われる。僕としては二十代の若い世代が作り上げた物を沢山の人に見てもらって欲しいと思うのだ。
いろいろと拙い部分はあるかもしれないが、それは次に活かせばいい。僕のような年寄りは若い人たちの失敗も含めて古い世代を乗り越えていく人たちを育てていかなければいけないと思っている。
もっとも、僕を乗り越えられるのであれば乗り越えてみなさい、そう簡単には乗り越えさせないよという気概も僕にはあるけれど。
はまぞう10周年大感謝祭 公式ブログ スタッフ
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コメント

  1. ゆりえ より:

    とてもいい記事の内容です。周りの管理職の方も、参考になると思うので、見せます。スタッフであることを秘密にしたいんですよね。ビジネスのブログは愚痴か宣伝が多い、ライターの記事は使い古された自己啓発も多いので、経営者のブログを読むようにしています。

  2. Takeman より:

    ゆりえさん、こんにちは。
    お褒めいただきありがとうございます。

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