太古の邪悪な種族、ショノキンの登場する話は上巻に収められてしまっていたのでこれ以上読めないのは残念。一方で宿敵ロウリー・ソーンは何度も登場する。しかし、ショノキン同様にロウリーも、自業自得とはいえサンストーンに酷い扱いを受けるので、読んでいてかわいそうになってくる。なにしろ今回はだまし討ちのような形で精神病院に入れられてしまうのだ。バットマンの『アーカム・アサイラム』を思い出した。これほどまでにも悪役の方に同情したくなる話はないんじゃないだろうか。
上巻を読んだ時には、サンストーンは知力じゃなくて腕力で解決しているじゃないかと思ったが、もちろん今回もオカルトの知識を使いながらも最終的には腕力で相手をボコボコにしてしまうけれど、そもそもオカルトの知識がありながらも、それが相手を倒す事のできる代物なのかといえば、火炎の魔法を使えるとかそういう物ではないので、腕力で解決するしかなく腕力で解決するのはきわめて合理的な手段であることに気がついた。

ジョン・サンストーンの事件簿(下) (ナイトランド叢書 5-2) | マンリー・ウェイド・ウェルマン, 渡辺健一郎, 尾之上浩司, 健部伸明, 岡和田晃 |本 | 通販 | Amazon
Amazonでマンリー・ウェイド・ウェルマン, 渡辺健一郎, 尾之上浩司, 健部伸明, 岡和田晃のジョン・サンストーンの事件簿(下) (ナイトランド叢書 5-2)。アマゾンならポイント還元本が多数。マンリー・ウェイド・ウェルマン, 渡辺健一…

コメント