文春文庫

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『世界堂書店』 米澤穂信

世界堂書店著: 米澤 穂信販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2014/5/9Amazon 米澤穂信によるアンソロジーということでさぞかしミステリマニアっぽいセレクトだと思ったら桜庭一樹が編んだと言っても不思議に思わないひねくれたアンソロジ...
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『ロマンス』柳広司

ロマンス著: 柳 広司販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/11/8Amazon 『ジョーカーゲーム』が有名になったお陰で、世間での柳広司に対する認知度も上がったのだろうけれども、実を言うと僕は『ジョーカーゲーム』があまり好きではな...
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『もっと厭な物語』文藝春秋編

もっと厭な物語 (文春文庫)編: 文藝春秋販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2014/2/7Amazon 解説に書かれているように、人は何故、あえて嫌な物語を読もうとするのかということに関しては、僕自身の子供の頃を振り返ってみると、僕の場...
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『脱北、逃避行』野口孝行

脱北、逃避行著: 野口 孝行販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/10/10Amazon ノンフィクションでありながらも、良質のエンターテインメントなフィクションといいてもいいほどのおもしろさを持つ本だった。とこんなふうに書いてしま...
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『あまからカルテット』柚木麻子

著: 柚木 麻子販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/11/8Amazon 宮下奈都が描く女性が、いい意味で一直線の人物設定で、物語の中においてぶれずに素直に突き進んでいくのに対して柚木麻子が描く女性はぶれる。このぶれるというのは悪...
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『イン・ザ・ブラッド』ジャック・カーリィ

訳: 三角 和代 著: ジャック カーリイ販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/10/10Amazon気が付かない間に、ジャック・カーリィの新作が出た。前作の『ブラッド・ブラザー』を読んだ時に、シリーズ全作を最初から読まないといけな...
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『じつは、わたくしこういうものです』クラフト・エヴィング商會

著: クラフトエヴィング商會販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/10/10Amazonクラフト・エヴィング商會が出す本に仕掛けられたアイデアには毎回脱帽してしまうのだが、それでもそのアイデアはまだ僕の想像の範疇、ぎりぎりといったと...
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『真夏の方程式』東野圭吾

著: 東野 圭吾販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/5/10Amazon<ガリレオ>シリーズの長編三作目。このシリーズの長編は評価が高いのでどうしても期待値が上がってしまうのだが、そもそも前の二作がたまたま良かったというだけという...
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『作画汗まみれ 改訂最新版』大塚康生

著: 大塚 康生販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/4/10Amazonアニメーション作家、という言葉がはたして正しいのかどうなのかわからないが、とりあえず一般的な意味合いで日本のアニメーション作家というと、まっさきに思い浮かぶの...
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『隻眼の少女』麻耶雄嵩

著: 麻耶 雄嵩販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2013/3/8Amazon地方の旧家の因習を背景にした横溝正史風の展開でありながらも、そこから醸し出される味わいはやっぱり麻耶雄嵩以外の何者でもない味わいのミステリだった。ネタバレ気味に...
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