角川文庫

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バッテリーIV

バッテリー 4あさの あつこ〔著〕さて、いよいよ野球の試合が始まると思って読み始めたら…始まっていません。何だか変だなと思いながら読み進めているといつの間にか終わっていました。もっともその後で時間軸がさかのぼって野球シーンが始まるのですが、...
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法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー

法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー法月 綸太郎編編者がそれぞれの作品前の解説で、かなりネタばらしな解説をしてしまっているので、驚きを体験したい人は、解説は全て後回しで読んだ方がいいでしょう。小泉八雲の短編は、初めて読んだときも凄いと思っ...
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まどろむベイビーキッス

まどろむベイビーキッス小川勝己〔著〕わざとやっているのだろうけど本格ミステリとしてみた場合に全てが中途半端。というよりもわざとひねくった使い方をしている。冒頭の見取り図も、犯人のアリバイ工作も、さらにはもう一人の主役が探偵らしき行動に出たか...
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14年前の夏の子供達

夏のこどもたち川島誠日本版「キャッチャー・イン・ザ・ライ」とかなんとか書かれているのだけれど、初期の読書体験時にSFとミステリに魂を捧げた人間としては、名作文学には縁が無かったというか、見向きもしなかったわけで、圧倒的にその方面の経験値が少...
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楽園のつくりかた

楽園のつくりかた笹生 陽子「死神の精度」が期待はずれだったので「楽園のつくりかた」の方を読み始めたら、一気通読。これは素晴らしい。「ぼくらのサイテーの夏」を読んで、これはただ者ではないと感じた自分の眼力にほれぼれしたりもするけれど、それはお...
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