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誤用

とある本を読んだ人の感想の中で、確信犯という言葉を正しい意味合いで使っているのを久々に見た。という記述があった。僕もその少し前にその本を読んだばかりだったのだが、生憎と確信犯という言葉が使われていたという記憶がなかったので、もう一度該当の箇...
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悲しみと後悔

二ヶ月ぶりくらいに新しい記事が投稿されたブログがあった。それは僕と同じく、奥さんが統合失調症の旦那さんのブログで、なにもないときには更新はしないという方針のブログだったので、更新されないということそのものは寂しいけれども、それはそれで平穏な...
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お好み焼き

沢庵漬けが入ったお好み焼きのことを遠州焼きと呼ぶようになったのはいつごろのことだろうか。僕が遠州焼きという言葉を知ったのは一年くらい前のことでテレビ番組で初めて知った。50年近くこの地で生活をしていて遠州焼きなるものの存在を知らなかったこと...
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来月の気になる本

出版不況といわれて久しいけれども、本好きの僕にとっては今月に入って出版取次の太洋社が自主廃業の準備に入ったというニュースは少し衝撃的だった。取次業者が減るということは本の流通が困難になるということでもあり結果として本が出版されなくなるという...
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A Rock & Roll Fable

久しぶりにウォルター・ヒル監督のストリート・オブ・ファイヤーを観なおした。一番輝いていた時期のダイアン・レイン扮するロックシンガーのライブシーンから幕が上がり、一曲歌い終わった時点で彼女はギャング団に拐われてしまう。そして彼女がさらわれたと...
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ポジティブとネガティブ

ポジティブとネガティブではポジティブの方が良いというのは一般的な考え方だし、僕もそのことに対して異論はない。のだが、僕の場合はポジティブもネガティブも等価で、どちらが良い、悪いというものでもない。明るく考えたくなる時もあれば、悲観的に考えた...
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騙そうとする人々 二人目

今回は騙すとは少しちがうのだが、最初から用件を言わずに時間の無駄遣いをさせているので似たようなものだ。仕事が終わって家に帰っって一段落していたら0120から始まる電話番号からの電話がかかってきた。何かの勧誘の電話でしかありえないのだけれども...
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来月の気になる本

光文社文庫『安楽探偵』小林泰三光文社文庫『セブン』浅暮三文双葉文庫『九月の恋と出会うまで』松尾由美幻冬舎文庫『まいにち有頂天!日替わり31のことば』森見登美彦文春文庫『たまさか人形堂それから』津原泰水新潮文庫『キアズマ』近藤史恵新潮文庫『大...
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続 スパルタカスな人

小学生の頃の話である。ある日、学校が終わって家に帰ると庭に鴨の親子がいた。父が犬の散歩にでかけた時に鴨の親子を見つけ捕まえてきたのだった。その当時飼っていた犬は秋田犬だったが、まさか犬に命令をして鴨の親子を捉えたわけではあるまい。となると犬...
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活字のほとりで

書店で一冊の本を手にとっている少女を見かけた。カップラーメンを啜っているとかだったら別だが、書店なのだから、本を手にとっているのはなにも不思議なことではない。しかし、書店の中で一番人の多くあつまっている場所は雑誌の置かれている場所だ。昔、ま...
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