histoire

『Q.E.D.―証明終了― 46』加藤 元浩

Washoe1.9さんからお勧めされたので読んでみました。『Q.E.D.―証明終了―』は評価が高いことも知っていたけれども、僕がその存在を知ったときにはすでに数十巻も刊行されていたので読むのに躊躇してしまい、まあいいかとそれっきりだった。し...
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『BABEL 5』石川 優吾

5巻まで続いたけれどもまだ八犬士は3人しか登場していない。前巻で3人目の八犬士が登場したけれども、彼のいる場所は鹿児島。原作とは随分と舞台が離れるけれども、そもそも最初から原作を大胆に改変しているので、このくらいは問題ない。とはいえ、設定の...
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『天泣のキルロガー』井上菜摘/菅原敬太

何者かに両親を殺され、自分自身も瀕死の重傷をおった主人公はその日から雨の日になると幽霊のようなものが見えるようになる。その幽霊は誰かの背中に張り付いていて、そして張り付く相手はその幽霊を殺した人間だった。つまり主人公は雨の日になると人を殺し...
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『ヒナちゃんチェンジ 2 』梶川 岳

幼馴染の男の子と女の子、ヒナとレンには二人だけの秘密があった。それはお互いの心と体を入れ替えることのできる魔法を使うことができることだった。二人がまだ幼かった頃はお互いを助けるために二人は心と身体を入れ替えるということをしていたが、それはヒ...
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『ルイジアナ杭打ち』吉目木晴彦

偶然、電子書籍化されたタイミングで見つけ、なぜなのかわからないけれどもタイトルに惹かれるものがあったので買って読んでみることにした。タイトルにもなっている「ルイジアナ杭打ち」と「ジパング」という二篇の短編が収録されている。電子書籍なのでペー...
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『嗤う猿』J・D・バーカー

前作が物語単体としてはきっちりと完結していて、ただし真犯人は逃げ延びてしまったのでシリーズとしては続くことがわかっていたけれども、じゃあ次作はどんな話になるのかと想像すれば前作とは無関係な事件になるかと思ったら違った。いやはや、前作での連続...
Vie simple

来月の気になる本

ハヤカワ文庫JA『コルヌトピア』津久井五月ハヤカワ文庫JA『構造素子』樋口恭介ハヤカワ文庫JA『100文字SF』北野勇作早川書房『三体Ⅱ 黒暗森林』劉慈欣角川文庫『新訳 ドリトル先生のサーカス』ヒュー・ロフティング角川文庫『新訳 ドリトル先...
Vie simple

見えない人

六枚道場という文芸サークルがある。サークルといってもネット上だけのゆるやかなつながりで、参加するのになにか特別なことが必要というわけではありません。毎月、原稿用紙6枚以内の小説または詩・俳句を募集してそしてネット上で公開してtwitterで...
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『花と頬』イトイ圭

主人公は女子高生。ミュージシャンの父親と二人暮らし。母親はいるのかいないのかは不明。彼女のクラスには九州から転校してきた八尋くんという男の子がいる。主人公は彼と図書委員となってしまったために図書室で彼と行動をともにすることになる。八尋くんは...
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『物質たちの夢』八木 ナガハル

八木ナガハルの商業出版三冊目。一部共通の世界設定を持ったシリーズがあるけれども時系列的に流れていくのではなくパラレルに描かれているのでどの本から読んでも差し支えないのだけれども、さすがにこの本から読み始めるというのは今回ばかりはハードルがち...
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