Vie simple

誤用

とある本を読んだ人の感想の中で、確信犯という言葉を正しい意味合いで使っているのを久々に見た。という記述があった。僕もその少し前にその本を読んだばかりだったのだが、生憎と確信犯という言葉が使われていたという記憶がなかったので、もう一度該当の箇...
Vie simple

悲しみと後悔

二ヶ月ぶりくらいに新しい記事が投稿されたブログがあった。それは僕と同じく、奥さんが統合失調症の旦那さんのブログで、なにもないときには更新はしないという方針のブログだったので、更新されないということそのものは寂しいけれども、それはそれで平穏な...
C’est combien

菜時記 如月/庚午

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 43/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『増補版 TATSUMI』辰巳ヨシヒロ「劇画」という言葉の生みの親であり、それまでの漫画の表現方法に劇画という新しい概念をを導入した漫画家の一人。1980...
Vie simple

お好み焼き

沢庵漬けが入ったお好み焼きのことを遠州焼きと呼ぶようになったのはいつごろのことだろうか。僕が遠州焼きという言葉を知ったのは一年くらい前のことでテレビ番組で初めて知った。50年近くこの地で生活をしていて遠州焼きなるものの存在を知らなかったこと...
Vie simple

来月の気になる本

出版不況といわれて久しいけれども、本好きの僕にとっては今月に入って出版取次の太洋社が自主廃業の準備に入ったというニュースは少し衝撃的だった。取次業者が減るということは本の流通が困難になるということでもあり結果として本が出版されなくなるという...
C’est combien

菜時記 如月/癸亥

統合失調症を発症していらい、人の大勢いる場所を恐れるようになった妻は、買い物に行くことも困難になった。だから僕は妻の代わりに一週間分の食料品や日常品を買うために週末、一人で買い物に出かける。配偶者が統合失調症というケースというのはあまり多く...
le neuvième art

週刊 5巻以内で完結する傑作漫画99冊+α 42/99

記事タイトルにひかれて初めてこのページをご覧になった方は、こちらを最初に御覧ください。『オンノジ』施川ユウキある日突然、主人公の少女とフラミンゴ以外すべての生き物がいなくなってしまった世界という設定は僕の琴線に触れる設定だ。長編漫画かと思い...
Je pense aux mots

やがて消えていく言葉と、記憶

「この町にゃ一六銀行もねえじゃねえか」先日読んだ小説の中で、登場人物の1人がこんなセリフを言っていた。イチロクギンコウと読むのかジュウロクギンコウと読むのか判らなかった。後日、イチロクギンコウが正しいことが判ったが、そもそもこの小説はアメリ...
Vie simple

A Rock & Roll Fable

久しぶりにウォルター・ヒル監督のストリート・オブ・ファイヤーを観なおした。一番輝いていた時期のダイアン・レイン扮するロックシンガーのライブシーンから幕が上がり、一曲歌い終わった時点で彼女はギャング団に拐われてしまう。そして彼女がさらわれたと...
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