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『サマータイムレンダ 9 』田中 靖規

怒涛の展開だった前巻と比べると今回は敵との直接対決がない分、ちょっと中休み的な状態。といっても物語は進んでいくし、まだまだ目が話せない状態だ。今回は敵味方ともに今まで描かれてこなかった過去の部分に関してのエピソードが描かれていく。味方はもち...
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『青野くんに触りたいから死にたい 6』椎名 うみ

同級生の青葉くんを好きになってしまった主人公。思い焦がれる勢いに任せて告白したところ、相手も好意を持ってくれて付き合うことになるのだが付き合い始めて二週間後、青野くんは交通事故で亡くなってしまう。しかし、青野くんは失意に悲しむ彼女の前に幽霊...
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『私立時計ヶ丘高校タイムトラベル部』小谷太郎

小説の形態をとりながら様々なタイムトラベルの理論についてやさしく解説した本。すでに知っていることも多かったけれども、数式を使わずにイラストでわかりやすく説明されているのでそれほど悩むことなく理解することができる。その一方で、あくまでさわり、...
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『黒鉄 改 3』冬目 景

中断したままになっていた冬目景の『黒鉄』も「改」とついて続きが描かれて3巻まできました。実質的には続編ですが「改」とついているのは設定に多少の変更があったからのようですが、多少なので実質的には問題ありません。そもそも主人公は一度死んでカラク...
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『ぼくとおれ』朝倉 かすみ

同年同月同日、さらには同じ病院で誕生した二人の男の子。育つ環境も違い、母親同士の交流はわずかにあったものの、当人同士が出会うこともなくそれぞれの人生を歩んでいく。そんな二人の人生を時代を前後しつつも断片的に切り取って交互に40歳の現在にいた...
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『くちなし』彩瀬まる

SF系の話が収録されているということで読んでみた。表題作の「くちなし」は表層的には妻子ある男との不倫関係にある女性の物語で、物語が始まって早々、男のほうから別れ話がもたらされる。主人公はそんな予感がしていたのであっさりといいよと承諾するのだ...
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『宙に参る 1』肋骨凹介

ジャンルとしてはSFなんだけれども、物語としては、夫を亡くした妻が人工知能の息子とともに義母のいる地球に遺骨を持って旅をするという話。だと思う。多分。多分というのは今のところ、そのような展開だからなのだが、地球までの道のりは45日という日程...
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『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた』樋口毅宏

目次のどれかに突き刺さったら読んでみてくださいという文章がtwitterのタイムラインに流れてきて、いや、目次以前にこのタイトルだけで突き刺さってくるものがあるよなあと思ったのが樋口毅宏のエッセイ『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり...
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『ブルーアワーにぶっ飛ばす』箱田優子

同名の映画のノベライズ、ではなく漫画だ。しかも監督自身がコミカライズしている。映画のほうは見ていないがタイトルに惹かれるものがあったことと、文庫で漫画という部分にも興味があった。もちろん文庫サイズの漫画は珍しいものではないのだが。しかし、最...
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『高橋名人のゲーム35年史』高橋名人

最近はほとんどゲームをすることがなくなってしまったのはゲームをすると時間がどんどんとゲームに費やされてしまって他のことができなくなってしまうからで、ゲームそのものが嫌いになったわけでも飽きてしまったわけでもない。僕がファミコンを買ったのは大...
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