双葉文庫

『職場、好きですか?』眉村卓

著: 眉村 卓販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/8/8Amazon『駅と、その町』、『駅にいた蛸』に続いて出たのはショートショート集だった。眉村卓のショートショートを読むのは久しぶりだ。ショートショートというと星新一が有名というか...
双葉文庫

『駅にいた蛸』眉村卓

著: 眉村 卓販売元/出版社: 双葉社発売日: 2013/5/16Amazon『駅と、その町』に続いて双葉文庫から、『駅にいた蛸』が出た。『駅と、その町』は短篇集でありながら、登場人物が相互に関わりあいを持った連作短編集であったのに対して、...
景文館書店

『脳天壊了―吉田知子選集1』吉田知子

著: 吉田 知子販売元/出版社: 景文館書店発売日: 2012/12/19Amazon読むのが十年くらい早すぎたか、それとも十年遅かったか。一読しただけではどう受け止めたらいいのかよくわからないのが表題作の「脳天壊了」だ。どことなく、残雪の...
ホンの話

来月の気になる本 2013/10

双葉文庫『流れ星と遊んだころ』連城三紀彦幻冬舎文庫『ノーサイドじゃ終わらない』山下卓徳間文庫『古い腕時計 きのう逢えたら…』蘇部健一徳間文庫『BLOODLINK(1)』山下卓徳間文庫『神君幻法帖』山田正紀扶桑社ミステリー『ザ・リッジウェイ・...
集英社文庫

『もしもし、還る。』白河三兎

著: 白河 三兎販売元/出版社: 集英社発売日: 2013/8/21Amazonミステリ要素の乏しかった前作と比べると、思いっきりミステリ要素が満載で、そして謎に満ちた物語になっている。二つのパートが交互に描かれるのだが、どちらの語り手も同...
講談社

『君のために今は回る』白河三兎

著: 白河 三兎販売元/出版社: 講談社発売日: 2013/6/27Amazon今回は、今までの作品にあったようなミステリ的な要素は乏しい。だからといって謎が全くないのかといえばそんなことはなく、冒頭からすでに不思議な現象が起こり、そして二...
角川書店

『偽文士日碌』筒井康隆

著: 筒井 康隆販売元/出版社: 角川書店発売日: 2013/6/27AmazonWeb上でほぼ全文を無料で読むことができるのだが、なんだかんだいって電子書籍で買って読んだ。かつては筒井康隆のファンで、出る本は必ず買って読んでいたのだが、『...
幻冬舎文庫

『魔女は甦る』中山七里

著: 中山 七里販売元/出版社: 幻冬舎発売日: 2013/8/1Amazon中山七里という作家は『さよならドビュッシー』というどちらかといえば切ないミステリ小説でデビューしたのに、『連続殺人鬼カエル男』のような正反対のタイプのミステリも書...
鉄人社

『消されたマンガ』赤田祐一、 ばるぼら

著: 赤田 祐一、ばるぼら販売元/出版社: 鉄人社発売日: 2013/7/22Amazon封印されたテレビ番組というものがある。一回は放送されたものの、その内容になんらかの問題があってその後再放送されなくなってしまった番組のことだ。メディア...
新潮文庫

『14歳の本棚 部活学園編―青春小説傑作選』北上次郎編

編: 北上 次郎販売元/出版社: 新潮社発売日: 2007/02Amazon河出文庫から東浩紀による小松左京セレクションが出たとき、短編やエッセイにまじって、長編の一部だけが収録されていたときにちょっと驚いた。僕には長編の一部だけを読むとい...
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