ハヤカワ文庫JA

『生者の行進』石野晶

著: 石野 晶販売元/出版社: 早川書房発売日: 2012/6/5Amazon冬子と隼人は従兄妹同士。隼人の母親は十数年前に失踪し、それ以来、冬子の家族は何かと隼人の家族を気にかけ家族同士の仲は悪くない。が、冬子は隼人に恋心を抱いているのに...
ハヤカワ文庫JA

『灯籠』うえむらちか

著: うえむらちか販売元/出版社: 早川書房発売日: 2012/6/8Amazon片岡若子の絵ってのは卑怯だなあ。最初は買うつもりなんかなかったのだけれども、表紙の絵を見ていたらなんだか引き込まれるようにして買ってしまった。どんな物語かとい...
河出文庫

『小川洋子の偏愛短篇箱』小川洋子編

編: 小川 洋子販売元/出版社: 発売日: 2012/6/5Amazon北村薫と宮部みゆきによる『名短篇、ここにあり』がそうだったが、こういう機会でないと読むことのない作家・作品だったので読んでみることにした。『名短篇、ここにあり』はタイト...
漫画

『ぼおるぺん 古事記 一』こうの史代

著: こうの 史代販売元/出版社: 平凡社発売日: 2012/5/27Amazon『この世界の片隅に』以来のこうの史代の新作だ。『この世界の片隅に』の後に出版されたエッセイ集『平凡倶楽部』が予想外の傑作だったので、それほど長い間待たされたと...
漫画

『時間の歩き方(2)』榎本ナリコ

著: 榎本 ナリコ販売元/出版社: 朝日新聞出版発売日: 2010/10/7Amazon榎本ナリコの『時間の歩き方』の一巻が出たのが、2009年の4月だった。タイムパラドックスを扱った物語として面白かった印象が残っているし、当時の感想を見て...
小学館文庫

『凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂』桜木紫乃

著: 桜木 紫乃販売元/出版社: 発売日: 2012/6/6Amazon桜木紫乃のミステリ。といってもトリックやアリバイといった本格ミステリではないし、叙述トリックを駆使したミステリでもない。意外な真相、意外な犯人ではあるけれども、どちらか...
ハルキ文庫

『スリープ』乾くるみ

著: 乾 くるみ販売元/出版社: 角川春樹事務所発売日: 2012/5/15AmazonミステリというよりもSFとであると言った方がいいのだろうけれども、SFとしての面白さを語ろうとすると、作者が物語に仕掛けた仕掛けの部分に触れざるをえなく...
漫画

『WOMBS(3)』白井弓子

著: 白井 弓子販売元/出版社: 小学館発売日: 2012/4/27Amazon雑誌連載で二巻まで出た後、以降は書き下ろしという形になって一年と三ヶ月、前巻の予告からけっこう遅れたがようやく第三巻が出た。不定期連載とかいった方法をとらず、書...
光文社文庫

『惨劇アルバム』小林泰三

著: 小林 泰三販売元/出版社: 発売日: 2012/5/10Amazon最初の予定表では『思い出アルバム』という仮題だったのだが、実際に発売されてみると『惨劇アルバム』になっていた。基本的にホラーは嫌いなので、いかに小林泰三の新刊であって...
河出文庫

『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡』

編: エドワード ゴーリー販売元/出版社: 河出書房新社発売日: 2012/6/5Amazonホラーは嫌いなんだけれども、こういった怪奇小説はわりあいと好きなのだ。怖いという部分が明確に描かれておらず、想像を働かせた部分に怖さが宿っていると...
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