創元推理文庫

『フランクを始末するには』アントニー・マン

訳: 玉木 亨著: アントニー・マン販売元/出版社: 東京創元社発売日: 2012/4/27Amazonこの短編集を「奇妙な味」とひとくくりにして捉えてしまうと個々の短編において、だいぶバラツキが出てしまうと思う。といってもそれは「奇妙な味...
角川文庫

『鍵のかかった部屋』貴志祐介

著: 貴志 祐介販売元/出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/4/25Amazonテレビドラマ化されたおかげか、単行本が出てから一年も経たないうちに文庫化されてしまった。それに合わせてなのかどうかわからないが、...
講談社文庫

『ぼくのメジャースプーン』辻村深月

著: 辻村 深月販売元/出版社: 講談社発売日: 2009/4/15Amazon/bk1書店で、辻村深月の文庫本を手に取ろうとするといつも思うのは、もう少し薄い本を書いてくれるとありがたいということだ。ちょっと手に取ってみようかと思うには分...
中央公論新社

『極北』マーセル・セロー

訳: 村上 春樹著: マーセル・セロー販売元/出版社: 中央公論新社発売日: 2012/4/7Amazon/bk1書店で見かけたときになんとなく心に引っかかるものがあって、これは面白い本っぽいなと感じたのだが、単行本なので家の収納スペースの...
ホンの話

来月の気になる本 2012/6

『f 植物園の巣穴』朝日文庫 梨木香歩『遊戯の終わり』岩波文庫 フリオ・コルタサル『明治断頭台』角川文庫 山田風太郎『妖異金瓶梅』角川文庫 山田風太郎『ダブル・ジョーカー』角川文庫 柳広司『浜村渚の計算ノート 3さつめ浜村渚の水色コンパス』...
フリースタイル

『黄色い部屋はいかに改装されたか? 増補版』都筑道夫

著: 都筑 道夫販売元/出版社: フリースタイル発売日: 2012/4/17Amazon/bk1晶文社という出版社がある。一般的にはほとんど知られていないマイナーな出版社だろうけれども、SF好きやミステリ好きにとっては重要な出版社だった。だ...
ハヤカワ文庫JA

『地球0年』矢野徹

著: 矢野 徹販売元/出版社: 早川書房発売日: 1973/05Amazon197X年、偶発的に起こった水爆戦争によって米中ソの三大国は壊滅してしまう。この本は1964年から1965年にかけて雑誌連載され、1968年に立風書房から出版された...
文春文庫

『終点のあの子』柚木麻子

著: 柚木 麻子販売元/出版社: 文藝春秋発売日: 2012/4/10Amazon/bk1ぜんぜん知らない作家だったのだが、題名と表紙の絵に惹かれるものがあったので読んでみることにした。全四編、とある女子高に通う高校一年生の物語だ。ただし、...
漫画

『空が灰色だから 1』阿部共実

著: 阿部 共実販売元/出版社: 発売日: 2012/3/8Amazon/bk1ムーミンで有名なトーベ・ヤンソンの短編に「思い出を借りる女」という話がある。自分が過去に住んでいた部屋に住む女性を訪ねると、その女性は主人公が経験した過去の思い...
ちくま文庫

『らくだこぶ書房 21世紀古書目録』クラフト・エヴィング商會

著: クラフトエヴィング商會販売元/出版社: 筑摩書房発売日: 2012/4/10Amazon/bk1読み終えて、これは文庫ではなく、この本が出た当時に単行本の方を買うべきだったなと痛感したのだが、2000年の12月にこんな本が出ていたこと...
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