漫画

『荒野の恋 1』タカハシマコ

著: タカハシ マコ販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/2/6Amazon/bk1新刊が出るたびにむさぼるように読んでいた桜庭一樹の小説を読まなくなって久しい。桜庭一樹の小説がつまらなくなったというわけでもないのだが、なんだか読みた...
ハヤカワ文庫JA

『南極点のピアピア動画』野尻抱介

著: 野尻 抱介販売元/出版社: 早川書房発売日: 2012/2/23Amazon/bk1こうして<ピアピア動画>シリーズをまとめて読んでみると、チャールズ・ストロスやコリイ・ドクトロウの諸作品と同じ雰囲気の世界感を持つ話だったことがよくわ...
新潮文庫

『龍神の雨』道尾秀介

著: 道尾 秀介販売元/出版社: 新潮社発売日: 2012/1/28Amazon/bk1「添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を...
講談社文庫

『キング&クイーン』柳広司

著: 柳 広司販売元/出版社: 講談社発売日: 2012/2/15Amazon/bk1金城一紀の『SP 警視庁警備部警護課第四係』を読んでいなかったらもう少し楽しめたかもしれない。SPという仕事をアクション物語としてではなく犯人の行動を理詰...
朝日文庫

『ねたあとに』長嶋有

著: 長嶋 有販売元/出版社: 朝日新聞出版発売日: 2012/2/7Amazon/bk1ミステリ小説に屋敷の見取り図が付いていると、その見取り図が謎解きにはほとんど役に立たないことが多いのも知っているくせにわくわくしてしまう。この本にも、...
創元推理文庫

『シンデレラの罠』セバスチャン・ジャプリゾ

訳: 平岡 敦著: セバスチャン・ジャプリゾ販売元/出版社: 東京創元社発売日: 2012/2/28Amazon/bk1瀬戸川猛資はフランスミステリ嫌いだったけれども、彼は実際に読んだ上で嫌いだったが、僕の場合は読まず嫌いに近い。いや、実際...
ホンの話

来月の気になる本 2012/4

『鍵のかかった部屋』角川文庫 貴志祐介『円周率殺人事件』メディアワークス文庫 大坂翠『花と流れ星』幻冬舎文庫 道尾秀介『さして重要でない一日』講談社文芸文庫 伊井直行『ポケットの中のレワニワ』講談社文庫 伊井直行『会社員とは何者か? ─会社...
光文社文庫

『窓鴉 式貴士 抒情小説コレクション』式貴士

著: 式貴士販売元/出版社: 光文社発売日: 2012/2/14Amazon/bk1光文社文庫として『式貴士 怪奇小説コレクション』が出たのが2008年2月だから、かれこれ4年も前のことだ。コレクションと名が付いているのでひょっとしたらその...
河出書房新社

『戦後SF事件史 日本的想像力の70年』長山靖生

著: 長山 靖生販売元/出版社: 河出書房新社発売日: 2012/2/11Amazon/bk1題名が題名だったので、巽孝之の『日本SF論争史』のような本だと思っていたらかなり違った。『日本SF論争史』が論争そのものを加工せずにそのままつなぎ...
ハヤカワ・ミステリ文庫

『プレイバック』レイモンド・チャンドラー last part

前回からの続き女性が何故マーロウのことを「hard」と言ったのかは『プレイバック』における二人の関わり合いを読めばわかる。色気や金や懇願で自分のことから手を引かせようとしながらもマーロウはそれにたなびくことなく、自分の信念を曲げずに自分のや...
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