Vie simple 来月の気になる本 東京創元社『雲』エリック・マコーマック東京創元社『Genesis 創元日本SFアンソロジー2』水見稜ほか創元推理文庫『銀の仮面』ヒュー・ウォルポール創元SF文庫『マーダーボット・ダイアリー(上下)』マーサ・ウェルズ小学館『漫画家本vol.1... 2019.10.28 Vie simple
histoire 『喧嘩』黒川博行 <疫病神>シリーズの6作目。安定した面白さだった。今回はなにしろ疫病神である桑原が前作の最後でそれまで所属していた二蝶会を破門され、さてどうなるという状況である。お話の面白さはさておき、後ろ盾がなくなった桑原自身はパワーダウンせざるを得ない... 2019.10.25 histoire
histoire 『おやじに捧げる葬送曲』多岐川恭 多岐川恭は今まで読んだことがなかった。江戸川乱歩賞を受賞した『濡れた心』はあらすじを見て食指がうごかなくて、それが原因だったと思うのだが、SFでもある『イブの時代』も手にとることがなく、それ以外での代表作も耳に入ることがなかった。今だったら... 2019.10.24 histoire
histoire 『アルカイック・ステイツ』大原まり子 長いこと積読状態だったけれどもようやく読み終えた。というか積読状態の本は倉庫のどこかに入り込んでしまっていて見つけることが不可能だったので電子書籍で買ってしまったわけだが。そんなにも積読にしてしまっていたのはこの本が面白くなさそうだったから... 2019.10.23 histoire
histoire 『壜の中のメッセージ』山川健一 山川健一の現時点での著作85冊が電子書籍化された。一覧で見るとなかなか凄いのだが、僕が山川健一の作品を読んでいたのは初期のころで、途中から作風が変化して、それ以降は読んでいない。しかし、僕にとって山川健一の小説は人生にかなり影響を与えたもの... 2019.10.22 histoire
histoire 『間取りはどれにする?』高尾じんぐ いろいろな事情が重なって40歳を過ぎてから引っ越しをすることが多くなった。僕個人としては荷物をまとめるのが面倒なので、特に大量にある本がそうなんだけれども、あまり引っ越しなどしたくはない。できれば一箇所で落ち着きたいと思っているが、その一方... 2019.10.21 histoire
histoire 『メランコリア』道満晴明 上巻を読んだのはだいぶ前のことだったのでどんな話だったのかすっかり忘れてしまっていた。なので下巻を読む前に上巻を読みなおす必要があるよなあと思っていたら、上巻の内容を忘れてしまっていても問題はないというような情報を目にした。なのでとりあえす... 2019.10.18 histoire
histoire 『ミッドナイトブルー』須藤佑実 表紙の絵に惹かれて読んでみた。といっても買う前にネットで検索して表紙の絵と実際の中身の絵に違いがあるかどうかは調べてみたのだが。極稀に表紙の絵と中身が違う場合もあって、活字の本ならばともかく漫画の場合は違うとがっかりしてしまう。どの話も男女... 2019.10.17 histoire
histoire 『怪人ジキル』波野次郎 『怪書探訪』で紹介されていた波野次郎の怪書『怪人ジキル』がなんと復刊した。かつて、戦後最大の怪書として有名だった栗田信の『醗酵人間』も驚くことに復刊して、もっとも僕は買わなかったのだが、『怪人ジキル』のほうは勢いに任せて買ってしまった。そも... 2019.10.16 histoire
histoire 『幻の未発売ゲームを追え!』天野譲二 昔、ゲームが好きだった。ここでいうゲームはテレビゲームだけではなく、それ以外の室内で行うゲームも含んでいて、ボードゲームもその一つだ。しかしとりあえずここではテレビゲームの話に絞っておこう。好きだったと書いたが、今でも好きなである。しかし今... 2019.10.15 histoire