ハヤカワ文庫SF

『闘士』フィリップ・ワイリー

うーむ、2007年11月16日に沼沢洽治氏が亡くなられていたとは……。しかし驚いたのはペンネームだと思っていた沼沢洽治が本名だったこと、正確には沼澤なのだけれども、子供の頃は絶対にペンネームだと思っていたんだよね。とびっくりしていたら平井イ...
エンターブレイン

バットマン デッドホワイト

著 ジョン・シャーリー/販売元/出版社 エンターブレイン発売日 2007-11-02Amazon/楽天ブックス名前だけは知れ渡っているのに翻訳に恵まれない作家がいる。ジョン・シャーリーもその中の一人だが、彼の場合はおそらく日本におけるサイバ...
集英社文庫

夜を買いましょう

著 浅暮 三文/販売元/出版社 集英社発売日 2007-10Amazon/楽天ブックスケータイ小説だということでそれほど長くない話だと思っていたら、実物を見て驚いた。もちろん、連載時のまま文庫化されたわけではなく加筆訂正があったことはわかる...
角川書店

北村薫のミステリびっくり箱

著 北村 薫/販売元/出版社 角川書店発売日 2007-11Amazon/楽天ブックスなんといっても付録のCDが圧巻。江戸川乱歩に対する約四十分のインタビューが丸ごと収録されているのだ。他にも横溝正史原作の「びっくり箱殺人事件」の文士劇の冒...
新潮文庫

雪沼とその周辺

自分ではわりと翻訳物を読んでいるつもりでいたのだけれども、それはつもりでしかなく実際はあまり読んでいないのではないのかと気になったことがあった。で、記憶にある範囲内で自分の所有している本のうち翻訳物がどのくらいあるのかを調べてみた。まあ実際...
創元SF文庫

残酷な方程式

その他 酒匂 真理子/著 ロバート・シェクリー/販売元/出版社 東京創元社発売日 1985-02Amazon/楽天ブックス私の場合、ロバート・シェクリイの話に求める物がフレドリック・ブラウンの話に求めるものと全く同じなので、作者にとっては理...
架空アンソロジー

続編テーマのアンソロジー

『地球の静止する日』に収録された「ロト」に関して、続編の「ロトの娘」も収録されれば良かったのになあと書いたら、続編の方も読んだけど嫌な話だったというコメントばかりでちょっと悔しい思いをしたことがあったけれども、まあそのうち何とかして読んでみ...
文藝春秋

私の男

著 桜庭 一樹/販売元/出版社 文藝春秋発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス今回はちょっと自分の口には合いそうもない題材だなあと思っていたのだが、読み始めるとやっぱりそうで、どうも口に合わない……のではあったが、一気に読み終えて...
光文社古典新訳文庫

幼年期の終わり

大沢在昌が流行作家にインタビューをしたものをまとめた『エンパラ―大沢在昌対談集』が新装版になったので何か変わったのかなと手にとって悲しくなった。いや、手に取る前からおおよその予想はしていたのではあるのだが、目の前に事実を突きつけられるとやは...
幻冬舎文庫

暗礁

著 黒川 博行/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス著 黒川 博行/販売元/出版社 幻冬舎発売日 2007-10Amazon/楽天ブックス桑原、二宮コンビが迷走する<疫病神>シリーズの三作目。それにしても一...
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