ハヤカワ文庫SF

ゴールデン・エイジ 1 幻覚のラビリンス

ゴールデン・エイジ 1ジョン・C.ライト著 / 日暮 雅通訳三部作……というよりも長すぎるので三冊に分けたというのが実情らしいのだが、ようするに全体の三分の一しか読んでいないのだからこの時点で面白い話だったのかどうかは断定できないけれども、...
講談社

邪魅の雫

MWA賞を受賞したジェフリー・フォードの「The Girl in the Glass」が早川ミステリで翻訳予定に上がっている。うーん、フォードって結構幅広い作風の人だったんだね。これはそろそろフォードの作品も読み始めなくってはいけないなあ。...
河出書房新社

10ドルだって大金だ

10ドルだって大金だジャック・リッチー著 / 藤村 裕美〔ほか〕訳収録作が減ってページ数が少なくなっているとはいえ、晶文社版よりも安いのはうれしいなあ。しかも無粋なバーコードの部分がシールになっているからはがせるし。中身の方は前作と同じテイ...
ハヤカワ文庫SF

アークエンジェル・プロトコル

アークエンジェル・プロトコルライダ・モアハウス著 / 金子 司訳SFとしては目新しいものは無いので、他のジャンルで受賞したというのも頷けます。リンクというネットワークに接続出来なくなった主人公なので、もっと徒手空拳、孤軍奮闘で立ち向かうのか...
漫画

えの素トリビュート

えの素トリビュート榎本 俊二 / ゆかいな人びと「えの素」は嫌いな漫画だったので、その本のトリビュートが出たところでなんの興味も湧かなかったところなんですが……。参加している作家が凄すぎます。芦名野ひとし、沙村広明、王欣太、山下和美とかは講...
ハヤカワ文庫SF

ストームブリンガー

ジェラルド・カーシュの「壜の中の手記」が角川文庫で来月でるのですが、角川のサイトをみて驚いた。おそらくは入力ミスだとおもうのだけども定価が370円となっている。まあその前に「予)」と付いているわけだし、予価だからこんな値段でも構わないって事...
東京創元社

シャドウ

シャドウ道尾 秀介著デビュー作がホラーサスペンス大賞だったせいかノーマークだったんだけども、「向日葵の咲かない夏」が偉く評判が良くって、これは読まないといけないなあと思っているうちにミステリ・フロンティアから新作が出てしまいました。冒頭から...
新潮文庫

家守綺譚

家守綺譚梨木 香歩著ああ、この本はいい本でした。傑作というような言葉を使うよりも、ただ純粋にいい本と言いたくなります。サルスベリに惚れられてしまう主人公といい、物の怪どうしの仲裁役を買って出たばかりにいっぱしの顔役となってしまう犬のゴローと...
創元SF文庫

移動都市

移動都市フィリップ・リーヴ著 / 安野 玲訳おお、早川のシンギュラリティ物ニュースペースオペラよりも面白かったのは何故だ。児童向けということで、物語の厚みが足らなかったというかもう少しあっても良かったよなあと思ってしまうのは仕方ないけれども...
早川書房

嘲笑う男

例によって悪漢と密偵さん経由で青心社SFシリーズの復刊を知る。青心社SFシリーズのラインナップをみると私の場合、ヤングやカットナーよりもジェイムズ・H・シュミッツのほうを期待してしまうんだよなあ。それにしてもいろんなところが次々と復刊してく...
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