早川書房

遺す言葉、その他の短篇

遺す言葉、その他の短篇アイリーン・ガン著 / 幹 遥子訳解説でも書かれていたように、良くも悪くも「同人誌」って言い方がよく似合う本でした。テッド・チャンの時のような衝撃を期待していたんだけど、まあ作風の違いというか、好みの違いというか、期待...
新潮社

ボトルネック

ボトルネック米沢 穂信著「さよなら妖精」の終盤から始まったかのようなテンションで幕が上がる。手厳しいというか容赦がないというか、まあここまでのことをやってみたかったんだろうねえ。明確な謎というのは存在しないので、いや、何故もう一つの世界に来...
国書刊行会

グラックの卵

グラックの卵ハーヴェイ・ジェイコブズ〔ほか〕著 / 浅倉 久志編訳全九編なので「ベータ2のバラッド」よりもお得感があって満足。ネルソン・ボンドのやつは、まあその内容を耳にしたことはあったけど、幻の名作という感覚はありませんでしたので、こんな...
論創社

不思議の森のアリス

不思議の森のアリスリチャード・マシスン著 / 仁賀 克雄訳監修が仁賀克雄ということで読む前からいきなりフィルターがかかってしまうのはどうしようもありません。翻訳に関して言えば、かつてSFマガジン上で、高橋良平に「二度とかかわって欲しくない」...
角川書店

海辺でLSD

海辺でLSD川島 誠著「海辺でLSD」なんて題名つけて、過激だなあと思っていたら、LSDってロング・スロウ・ディスタンスのことでした。それはともかく、川島誠の新作だあと思ったら、奥付を見たところ、書き下ろしが二編あるものの、1990年代中盤...
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厚い文庫、薄い文庫 その4

おれは今、猛烈に感動している。なぜならば、厚い文庫、薄い文庫厚い文庫、薄い文庫 その2厚い文庫、薄い文庫 その3と歩んできた遍歴に新たな一歩を追加することができたからだ。なんてご大層なことを書いてしまったけれども、まあ要するに、またしても薄...
新潮文庫

重力ピエロ

重力ピエロ伊坂 幸太郎著「グラスホッパー」がどうも読後感が悪く、まあこういうこともあるもんだと思っていたら、次の「死神の精度」では出来の良い話はともかく出来の悪い話のほうが我慢できないほど出来が悪く、その結果「魔王」と「砂漠」は未読。「週末...
ホンの話

来月の気になる本 2006/10

とにかく豪華メンバーが褒めちぎっているということは耳にしていたんだけれども、実物を見て吹き出しそうになってしまったアイリーン・ガンの「遺す言葉、その他の短篇」。ウィリアム・ギブスンは「彼女こそビジネスだ」なんて言っているし、スワンウィックに...
新潮文庫

いしいしんじのごはん日記

いしいしんじのごはん日記いしい しんじ著いしいしんじのごはん日記で全て読むことが出来るというのに文庫化されたこの本を買ってしまうのは、作者のファンだという以前に、書籍という形の方が自分にとっては圧倒的に読みやすいというのがその理由の大部分を...
GA文庫

神様が用意してくれた場所

神様が用意してくれた場所矢崎 存美著矢崎在美といえば<ぶたぶた>シリーズの人なんですが、読もう読もうと思っているうちにいつのまにか、どかどかと続きが発表されて今じゃ全部で八作もありやがります。そうなってくるととたんに読もうという気力が無くな...
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