新潮文庫

トリツカレ男

悪漢と密偵さんのところで、「きみがぼくを見つけた日」がオードリー・ニッフェネガーの「タイムトラベラーズ・ワイフ」の文庫版であることを知り驚く。文庫化されたら読んでみようと思っていたのだけれども、まさかこんなにも早く文庫化されるとは……、しか...
講談社文庫

吉田自転車

オレだったならば絶対このタイミングで出すよなあと考えていた、というよりも単なる願望にすぎなかったのだけれども、六月のハヤカワ名作セレクションでレムの「砂漠の惑星」が出ます。泰平ヨンシリーズの可能性もあったのだけれども未読の「砂漠の惑星」の方...
偕成社文庫

クラバート

クラバートオトフリート=プロイスラー作 / ヘルベルト=ホルツィング絵 / 中村 浩三訳コーヒーが好きなので毎日の目覚めの一杯は欠かせません。のんびりと手引きのミルでガリガリとコーヒー豆を挽いてゆったりとコーヒータイムを楽しむのが理想なんで...
ハヤカワ・ミステリ文庫

セントラル・パーク事件

セントラル・パーク事件クレイグ・ライス著 / 羽田 詩津子訳宇宙葬で文字通り実際に宇宙葬をビジネスとして行っている会社に関して書いたのだけれども、今度は土地の話。土地といっても地球上の土地ではなく月の土地であります。まあ確かに月の土地を売っ...
ハヤカワ文庫SF

風の十二方位

思い切って「山尾悠子作品集成」を購入。ひょっとしたら受け付けないんじゃないかと恐る恐る読み始めたのですが、どっぷりはまりこんでしまいました。いっぽう、全然はまれなかったのが……。風の十二方位アーシュラ・K・ル=グイン著 / 小尾 芙佐〔ほか...
漫画

アトモスフィア 2 その他の漫画

アトモスフィア 2西島 大介著どう決着をつけるのかと思ったらこれかい!赦しの物語ってのは読者が作者を赦す物語で、主人公が「ふざけるな」と言わないのは最後に読者がそのセリフを吐くからだったのか……。まあそれはともかく、最後まで読んでみて「1-...
ホンの話

クリスピー物語

書店では売っていないちょっと珍しい一冊。「ネスレ クリスピー物語」というお菓子に同梱された文庫本です。平たく言えばお菓子のおまけなんですが、見た目は普通の文庫本と全く同じで、何ら遜色ありません。「ネスレ クリスピー物語」の栞まで挟み込まれて...
ハヤカワ文庫SF

ダイヤモンド・エイジ

ダイヤモンド・エイジ 上ニール・スティーヴンスン著 / 日暮 雅通訳ダイヤモンド・エイジ 下ニール・スティーヴンスン著 / 日暮 雅通訳なかなか読み終えることが出来なくって、こんなに長い話書くんじゃねーよと思ったりもしたのですが、終盤は話飛...
早川書房

血は冷たく流れる

血は冷たく流れるロバート・ブロック著 / 小笠原 豊樹訳ロバート・ブロックってこんなに面白かったっけ?と思うくらい、それぞれの話が自分の好みの部分にビシバシとはまってくる。それにしても今まで読んだ記憶がないというのに最後のオチを知っている話...
ハヤカワ文庫SF

コラプシウム

コラプシウムウィル・マッカーシイ著 / 嶋田 洋一訳30年代スペースオペラである「火星航路SOS」を読んだ後は2000年代スペースオペラの「コプラシウム」。世間での評判がそれほど悪くなかったこととネビュラ賞候補になっていたこともあって結局読...
タイトルとURLをコピーしました