早川書房

SFマガジン創刊600号記念特大号

SFマガジン 2006.4今月号のSFマガジンは600号の記念特大号だというのに意外とワクワクしない内容。コニー・ウィリス、イーガン、ラファティ、G・R・R・マーティンなどと、翻訳短編のラインナップメンバーとしては充実しているんだけれどもこ...
雑文

宇宙葬

space servicesという会社は宇宙葬を行ってくれるそうで、遺灰を軌道上まで打ち上げて散骨してくれるらしいです。このページを見てみると、一番安いやつで995ドル。決して手が出せない値段ではないので興味が出てきます。しかし、よくよく見...
新潮文庫

撓田村事件―iの遠近法的倒錯

撓田村事件小川 勝己著鬼畜ノワール作家などと言われているせいで、敬遠してきていたのですが、「撓田村事件」を発表したことで、ちょっと気になる作家となりました。それまでの作風とはうって変わっていきなり横溝正史のオマージュともいえる作品を書いたか...
ハヤカワ文庫SF

地球帝国秘密諜報員

地球帝国秘密諜報員ポール・アンダースン著 / 浅倉 久志訳ポール・アンダースンというと「職人」というイメージがあって、全部の本を読んだわけじゃないのに決めつけてしまっていいのかとも思うのですが、アメリカでは「SFのバックボーン」と呼ばれてい...
新潮文庫

五瓣の椿

五弁の椿山本 周五郎著いきなり突然山本周五郎です。まあ何の脈絡もなく読み始めたというわけでもなく、くろにゃんこさんの「黒衣の花嫁」の記事を見て、山本周五郎がウールリッチの「黒衣の花嫁」から着想を得て「五瓣の椿」を書いたということ思いだし、そ...
ハヤカワ・ミステリ文庫

恐怖の冥路

恐怖の冥路コーネル・ウールリッチ著 / 高橋 豊訳ウィリアム・アイリッシュもコーネル・ウールリッチも同一人物なんですが、ウィリアム・アイリッシュといえば「幻の女」、コーネル・ウールリッチといえば「ブラックシリーズ」が真っ先に頭に浮かびます。...
早川書房

くじ

くじシャーリイ・ジャクスン著 / 深町 真理子訳シャーリィ・ジャクスンというと「山荘綺談」や「ずっとお城で暮らしてる」といった本の傾向からホラー作家だと思い敬遠し続けてきたのですが、「くじ」という短編だけは、名作という評判を耳にしていたので...
早川書房

蠅ジョルジュ・ランジュラン著 / 稲葉 明雄訳何度か映画化された「蝿」が有名なジョルジュ・ランジュランですが、フランス人作家だと思っていたら、両親も含めてイギリス人だったのにはちょっとびっくりしました。全体としては「怪奇大作戦」や「ウルトラ...
晶文社

クライム・マシン

うーん、結局は今までの路線は終わってしまうんだね晶文社さん。撤退ではなく路線変更ということなんですが<晶文社ミステリ>は終了してしまいました。というわけで、<晶文社ミステリ>最後の作品となってしまった…クライム・マシンジャック・リッチー著 ...
漫画

庭先案内 1

庭先案内 1須藤 真澄著久しぶりの新作ファンタジー。未収録作品集は何冊か出ていましたが、それだけではやっぱり満足できませんでした。最近は「おさんぽ大王」や「ゆず」系の話が多かったので、そちらの方を好む人が多いのだろうけれども、私はやっぱりこ...
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