Vie simple

来月の気になる本

河出文庫『血みどろ臓物ハイスクール』キャシー・アッカー小学館文庫『もつれ』ジグムント・ミウォシェフスキハヤカワ文庫JA『revisions 時間SFアンソロジー』大森望編実業之日本社文庫『七日じゃ映画は撮れません』真藤順丈創元推理文庫『モリ...
histoire

『それを愛とは呼ばず』桜木紫乃

少し変わった題名である。桜木紫乃の小説は北海道が舞台であることが多いがこの小説は珍しく北海道以外の場所が舞台となる。もちろん話の中盤では北海道が舞台となるし、登場人物の一人は北海道出身だ。しかし、舞台が北海道でないせいもあってか北海道らしさ...
histoire

『メメント飛日常』カラシユニコ

カラシユニコというちょっと変わった名前の作者のデビュー作。最初はカラシニコフと読んでしまい、随分と凄い名前の漫画家だなあと思ってしまった。それはさておき、作者の名前も変わっているけれどもこの本の題名も変わっている。「メメント飛日常」である。...
histoire

『4分間のマリーゴールド』キリエ

彼は手と手を合わせた相手の死の瞬間を視ることができる。生まれつきそんな力をもっていた。そして彼は現在、救命士として人を助けることを仕事としている。しかし、彼が視たその人の死は決定的で彼がどんなことをしても彼が視た死を防ぐことはできない。触れ...
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区役所に通い詰め

妻が退院してからもいろいろと忙しい。以前にも書いたのだが僕の住んでいる市では精神病の長期入院に対して助成金をもらうことができる。病院で申請用紙を作ってもらったのでそれに助成金の受取先の銀行口座などを記入をして区役所に持っていく。申請だけなの...
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再発と再燃

統合失調症の家族のLineに参加して初めて知ったのだが、病気には再発と再燃の2つのものがあるということだった。どちらも症状がぶり返してしまったことに変わりはないのだが、僕は後者の再燃という言葉は知らなかったのだ。ではこの2つどう違うのかとい...
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電子書籍端末

電子書籍端末としてSONY Readerを使っていたのだが、2014年に端末の開発を修了するというアナウンスがあって、いつかは他の端末に切り替えなければ行けない日が来るということは覚悟していたが、開発は終了していても在庫の端末はまだ発売され...
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八百万の神

いつごろからなのだろうか、参道の真ん中は神様の通り道だから歩いてはいけないと言われるようになったのは。僕が育った町にも小さな神社がある。小さい神社なので参道といえるほどのものはない。とはいっても境内には鳥居もあるので神社の敷地の入り口から鳥...
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退院

退院の日。結果として一ヶ月半の入院となった。副作用を抑えることができなくって薬の変薬はできなかったのだが、それでも以前はジブレキサという薬は眠るための薬だと間違った理解をしていたのに対して、今回の入院でそうではないことを理解してくれたので、...
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11月11日

二泊三日の外泊は順調に行った。といっても妻は風邪をひいてしまい喉の痛みと鼻水でつらそうだった。市販薬を買ってきて飲むことで症状がおさまったのでそれ以降は楽になったようだがそれでも微熱は続いている。とはいえどもなにかしなければいけないというわ...
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